2011年10月29日(土)
今日から2日間、西の方で開催される鉄道イベントを駆け足で巡ります。
←旅の始まりは雨の新下関駅から。岡山から乗ってきた<ひかり>はN700系S編成、7000番台(JR西車)。さい先いいかも・・・。
岡山駅をひかりで出た頃は、この上なく良い天気でしたが、山口県に入る頃には無常の雨模様。新下関で在来線に乗り換え、幡生に着いたのは9時52分。何とか、10時の開場に間に合いました。やって来たのは、JR西日本下関総合車両所。国鉄幡生工場と言った方がピンとくる方も、今や少なくなっているのでしょうが・・・・。
ほとんどの人が鉄道部品販売コーナーに並びます。私も熱気みなぎるこの列に加わりたい衝動に駆られますが、これ以上家に不要な?物品を増やす事は難しい・・・。物欲=煩悩を振り払い、奥へ進みます。
トラバーサーの奥の工場を抜けると、仕業検査庫内にEF65 1120が収まっています。近づくと係員が屋上点検台に上がるよう、声を掛けてくれました。<これは嬉しや!>とばかり台に上り、機関車の屋根を心ゆくまで観察します。係の人はギャラリーの為に、パンタグラフの上げおろしを実演。私が見とれていると、<もう少し、上げおろしを続けましょうか?>と声を掛けてくれました。気がつくと周囲には私しかいません。どうやら、時間を忘れて電気機関車のメカニズムに見とれていたようで、少々恥ずかしさを憶えます・・・・。そのあと、同機の運転台に入れてもらい、貫通型機関車の運転台内部について、理解を深めることが出来ました。書物(写真)で得たものと、実際に見聞するのでは、やはり理解度が違うものだと実感します。
さらに奥に進むと、さまざまな車両が、<さあ、どうぞ心いくまで、撮影してください・・・>とばかりに留置されています。撮影者の気持ちを考えた(マニア心をくすぐる)レイアウトだと思います。同様のイベントでは、<こんな状況で、どうやって撮影するの?>と頭を抱えるような並び(他にスペースがあるのに)をする施設もある事を思えば、ここは天国です。本日の主役?EF65- 1130に至っては、タイムテーブルに沿って往年のブルトレヘッドマークを付け替えてくれます。
係の方が汗だくでヘッドマークを交換する度に『ここに来て、よかった』と心から思いました。
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