第二日目(4月7日)その4
昨夜11時に札幌を出た宗谷バス「わっかない号」は翌朝5時過ぎに終点フェリーターミナル前に到着します。
港の内側の水面は薄い氷が張っています・・・。4月なのに・・・。
■稚内と言えばドーム桟橋
戦前は稚泊航路の出発場所として、名を馳せました。歴史を感じさせます!
最近では2時間ドラマのトラベルミステリーにおいて、ラスト近くで主人公が、人っ子一人いない桟橋ドームにわざわざ犯人を呼び出し「あなたが犯人よ!」と、真実を暴くのは良いのですが、逆ギレした犯人に殺されそうになる、シーンで私的に有名?(たまたま最近見たドラマが、そのような話でした!)
実際のドームは早朝にもかかわらずジョギングする市民多数おり、港湾関係者も当然居たりで、そう簡単に殺人できる環境ではありません。
数十年前まではC55が生態保存されていたようですが、海に近すぎた為、腐食が進み動輪1対を残し解体されてしまいました。哀れ・・・
フェリーターミナルから徒歩数分で日本最北端の駅「稚内」に着きます。
■宗谷本線の旅
ここから宗谷本線が始まります。6:24発名寄行き鈍行「4326D」に稚内から乗り込んだ乗客は私だけ・・・・
海に浮かぶ利尻富士。息を呑む美しさでした!しかも一瞬の風景!
音威子府で長い停車
稚内を約1時間後に出発した、「スーパー宗谷1号」に追い抜かれます。これはチャンスとばかり、のり鉄モードから撮り鉄モードにチェンジ!駅に進入する手前で撮影するため、雪道を猛ダッシュ!
駅舎の一隅に天北線の資料館が併設されていた。なぜかキハ82の張りぼてが?私の記憶が正しければ入線していないと思うのだが・・・。
昭和30年代の音威子府駅構内を再現したNゲージサイズのジオラマ。出来はこの手の展示物の中では良い方では。動かせ無いのが残念!
列車は、まだまだ雪深い塩狩峠を越えて行きます。
稚内から途中乗り継いで6時間と少しで、新旭川駅に到着。旭川から当駅までは20年前に石北線を乗車した際、乗っているのでこの時点で宗谷本線259.4㎞完乗したことになります。これでJR北海道完乗です。これにより、すべてのJR完乗まであと1線区。青森県の津軽線、蟹田~三厩31.4㎞を残すだけになりました。
ともかくミッション1つ達成!
列車に座っているだけなのに、ほんとに疲れた・・・。
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