5月20日(日) 小山高岳製作所と川崎界隈
K池氏と白岡で合流して小山に向かいます。小山といえば、大物車の聖地!高岳製作所に行ってみます。すでに訪問経験のあるK氏の案内で駅からタクシーで工場へ向かいます。
現地で巨大な高岳の看板を見て、ついに来たぞという感慨に浸っておりましたが・・・
しばらくして、やっと事態を飲み込んだ私は、あまりの自分の無知さ加減に赤面してしまいました。今まで、20年以上もの間、貨車ウオッチャーを続けていたのに今まで高岳製作所の事を「タカガクセイサクショ」と思いこんでいました。いくら大物車に対して関心が少なかったとは言え恥ずかしすぎる・・・・。
とは言え、初めてみる青いシキ810と、ライトグリーンの変圧器タンク静荷重試験車両に大興奮!
お昼前に小山での予定終了。今回の旅をコーディネートしてくれているK池氏より、これからの希望を聞かれ「書泉グランデに寄って欲しい」とリクエストしました。氏は、時刻表とにらめっこして15分間の滞在ならと許可してくれました。 書泉グランデでは、「大物車のすべて」全3冊をGetし、四国への土産とします。
東京駅では、進入してくる201系の写真を撮りたいと駄々をこね、時間を気にするK池氏を困らせました。我ながら大人げない・・・。1本だけ撮影の許可をもらいホームの端でカメラを構えていると、今はまだ相当少数派のはずの新型電車がやってきました。予想外というか、天罰というか・・・・。
時間も押しているので、最終目的地の川崎まで急ぎます。JR川崎駅から市営バスで塩浜へ。すぐそばの、JR貨物川崎車両所へ向かいます。そこには、試験貨車ワ100の姿がありました。私とK氏はフェンス越しに撮影に熱中!それにしても、私の1眼レフはレンズ口径が大きい為、フェンス越しの撮影では、ほとんどの場合、金網が写り込み不都合この上ありません。それに対しK氏のコンパクトカメラは、金網よりレンズ口径が小さいので、思いのままの写真が写せて、この場合に関しては羨ましい限りです。
長い陸橋を渡り、線路の反対側に出ます。そこで、見たものは、JR東日本がホームにエスカレーターを搬入するための専用コンテナでした。川崎クリーン号の環境コンテナもキャッチ出来ました。
公道よりコンテナを撮影していると、自転車で通りがかったおばあさんと5歳くらいのお孫さんが、我々に話しかけてきました。こういった場合、経験上、「何を撮っているの?何がおもしろいの?」といった質問を浴びせかけてくるのが常なのですが、彼女たちは違っていました!我々の関心や目的など端からお見通しでした。「この裏側にある、日本で一つしかない試作貨車は、撮影しましたか?」そして、お孫さんまで、あたらしいデザインのタンク(タキ1000矢羽根)みたー?」と笑顔で話しかけてきます。この人たちは、ほんとに一般の方なのか・・・。まさに、予想外の遭遇でした。
こうして短い間でしたが、予想以上に鉄分の濃い時間を過ごせました。
K池氏には感謝であります!こうして、1泊2日の首都圏探検は、無事終了。
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