5月2日(晴れ)
晩飯はスパゲティーを茹でようと思い、大量のお湯を沸かしていたら、肝心のスパゲティーが切れていることに気がつきました。仕方がないので沸き立つお湯を利用してレトルトカレーを暖めます。が、今日暖めているカレーはただのカレーではありません。
「男たちの大和カレー」
昨年秋に近所のスーパーで特売していたものをいままで大事にとっていました。
裏には大和のスペックと透視図解
パッケージの中にはひょっとしたらお宝が・・・・!
期待を込めて、パッケージをあけてみる。えー!こんなのありかヨ・・・。レトルトパックには大和のヤの字も印刷されていないアルミ地肌の素っ気ないものでした。シールの一つぐらい欲しいよナ・・・・。
味の方は、超弩級では無く、軽巡なみ・・・・
さて、大和の最後を巡っては、以前から疑問に思っていた事が1つあっりました。あれだけ対空砲火をアメリカ機にぶっ放せば(映画などでは)、少しは相手を打ち落とせたのではないかという疑問。
その疑問は、先日唐突に晴れました。あるお客さんが、戦史に詳しい事が分かり、この疑問をぶつけたところ、即座に「アメリカ側の被害は8機で、そのうちの1機が、たまたま映像記録の為にカメラを多数積んだものであったので、大和撃沈時の写真でいいものが残っていないんです。」という事実を教えてくれた。後でネット検索したとろ、アメリカ側の死者は14人となっている。すくなくとも敵も無傷では無かったのだ!といっても日本側の戦死者は第二艦隊全体で3721名・・・。この人数の前では、完敗なのですが。
そんな事を調べていたら、公式には片道分の燃料しか積んでいなかったとなっていますが、参謀本部の片道燃料の指示に対して「それではあんまりだ!武士の情けというものがあるだろう」と後方の一中佐の判断で他の艦艇の燃料庫の底にたまった燃料を手押しポンプでくみ上げ往復分以上の燃料をかき集め、大和に積み込ませたという話があるようです。それを知り、この悲劇の中で、すこし暖かいものに触れた気がしました。たとえ大和轟沈の運命は変えられなかったとしても・・・・。
そんなこと考えながら、カレーを食べました。
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