2012年2月5日(日)
お腹もいっぱいになったとこで、やってきました、MOVIX倉敷。これから<海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン>を鑑賞します。私的には2012年になって4本目の映画です。
本日、J南高校映画部OB有志が倉敷に集結したのは、この映画を観る為!仕事と家庭で時間をなかなか作れない<金目校長>氏の地元の映画館で見ようという事で、今回のツアーが決行されました。なぜに我々がこの映画にこだわるか?これは、宇宙刑事ギャバンが我々の前に還ってくるから!毎週金曜の夜に放送されていた宇宙刑事ギャバンは、もはや青春時代の輝かしい思い出です。銀のコンバットスーツに身を包んだヒーローが、身体を張って画面を駆け回り、鮮やかな光線技を繰り出し、光線剣(レーザーブレード)による殺陣(時代劇で培った東映らしい)に魅了されてきました。SFテイスト溢れるメカデザインは、それまでのヒーロー番組と一線を画していました。昔の記憶は美化される傾向があるので、現在の水準から見ればちゃちい面がみられると思いますが、当時のスタッフ、出演者が新しい事をやろうという気持ちは、当時高校生だった我々にもはっきりと伝わっていました。我々の撮る映画(8ミリ)にも多大な影響を与えました。多分、間違い無く・・・。そして我々がそんな映画少年達のハートを熱くしたメタルヒーロー<ギャバン>が30年ぶりに還ってきたのです。観に行かない訳にはいきません。チケットを買うのは少し恥ずかしいですけど・・・・。*現実には、窓口のお姉さんは、変な顔(可哀想な人たちという憐れみの表情)などせずに、親切に発券して頂きました。当たり前ですが、少々被害妄想が・・・・。
この映画、現在放送中の<海賊戦隊ゴーカイジャー>の一エピソードに<宇宙刑事ギャバン>が絡んでくるというスタイルですので、伝説の宇宙刑事ギャバンが添えものにされてし無いだろうかという心配がありました。東映としては映画がコケ無い様に現在放映中の戦隊ものとセットにしたのでしょうが・・・。でも、これはこれで良かったのかもしれません。とにかく、久しぶりにギャバンの姿を観れたのですから・・・。
冒頭、夜の東京上空でのゴーカイガレオンとドルギランの砲撃戦(これが美しい)で幕を開けたこの作品は、ギャバンの登場によりボルテージが一気に上がります。ギャバン強い!(うれしい!若い奴には負けへんで!)。如何に海賊戦隊ゴーカイジャーが5人(あと一人は買い出しの為不在)掛かりで挑んでも、懐かしの技を繰り出しあっと言う間に逮捕してしまう・・・。ゴーカイジャーを逮捕したものの、引き渡した佐野史朗(少しの出番)演じる宇宙警察総監は即時処刑を命じて、不審に感じたギャバンはゴーカイジャーを解放する・・・・。ここから2大新旧ヒーロー共闘ドラマが始まり、気が付いたら怒涛のごとく終わっていました・・・・(ストーリーの説明になっていませんが、こんなもんです)。敵が大した事が無い等、細かい事には目をつぶり、ただただ、30年の時を経てギャバン隊長こと大葉健二氏の雄姿を拝める事に感謝する64分でした。現在のお子様よりオールドファン向けのサービスカットが多く感じました。あくまでも。ギャバンを盛りたてようとする製作者側の意図を感じたのは私だけでしょうか?1200円でお腹いっぱいになりました・・・・。
出てきた皆様の感想、<サイバリアン>が出てこなかった・・・・・。ファンは我儘です・・・・。
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