2013年10月6日(日)
夜が明けました。上松の宿を朝食も取らずに出発します。木曽福島の手前で国道19号を西に折れ、県道を大滝川に沿って遡ります。大きなダム湖に沿ってひた走るとやがて小さな集落が現れます。我々は集落には入らず、川向うの大きな公園に入ります。ここが目的地の大滝村・松原スポーツ公園です。 ここでこれから、第四回大滝森林鉄道フェスティバルが開かれるのです。開会一時間前と言うのに、駐車場は県外ナンバーの車でいっぱいです。そして 広大な公園の外周をあと少しで一周しそうな姿で狭軌の線路が引かれています。カーブ前のお立ち台と思われるポイントには既に置き三脚が起立しています。そんな中、空を覆っていた雲が切れ始め、御嶽山が姿を見せ始めました。これから、私が今まで体験した事の無い何かが起こりそうな予感がします。車庫に向かうと、スタッフの方々が、本日の主役たる車両の整備に汗を流しています。機関車が2両、モーターカー4両、後ろには客車や貨車の姿が・・・。修理中?の怪しい車両も見えます。
21世紀の日本で、これだけの森林鉄道の車両が残っていて、しかも実際に走るとは・・・。今まで記録写真でしか見た事の無い光景が目の前で展開しています。
森林鉄道らしく木曽檜の原木を載せた運材列車の運行で、イベントはスタートします。
場所取りのためには今後三脚は持参願います・・・・・。
10/23本日の森林鉄道に関する日経新聞の記事は見られましたか?