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羽生選手へのお見舞い、町田選手の引退と門出への祝福、衝撃と涙の2014年年末

2014-12-30 | プロアスリート羽生結弦・羽生選手関連ニュース

2014年全日本選手権が終了しました。 

(大会での演技についてUPする前に、こちらのニュースが先になってしまうことをお許し下さい。)

 

2014年年末に、良くない予感が、二つとも当たってしまいました・・・

 

まずは、羽生選手のニュースから。

羽生選手が、グランプリファイナルの頃から続いていた断続的腹痛の精密検査をするために、エキシビションを欠席して入院することに。

このわずか2か月の間に、事故で歩けなくなる状態にまでなりながら、4つもの試合をこなしてきた羽生選手。

 

先週末に行われた全日本選手権では、ショート、フリー共に、本当に素敵な演技を見せてくれて、見事な大会3連覇を果たした羽生選手でしたが・・・、

フリー終了後についに身体が限界の悲鳴をあげたようです。

フリーでの羽生選手は、終了後、穏やかな笑みを浮かべてはいたものの、明らかに疲労困憊気味に見えたので、(それでも後半よくあれだけ見事にまとめましたけれども!)、相当な無理をなさっていたのでしょう・・・

演技後のインタビューで、息があまりにも荒くて、確かにいつもの羽生選手ではありません。 ↓  (前半・羽生選手: 後半・町田選手 のニュース動画)

 舞台裏映像を見ると、本当に深刻にお疲れのご様子。

 

http://www.dailymotion.com/video/x2dlnxl_141229%E3%81%A8%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%AD_sport

 

腰痛や足首、太もも等も心配されていましたけれども、まさかの「腹痛」とは・・・!! しかも、断続的とは。

できるだけ早く精密検査を・・・って言われていたそうです。  全日本終了まで耐えていたということのようです。

中国杯でみぞおちを打ったことが関係ある痛みなのか、それとも別の原因なのか・・・  非常に心配されるところですが

なかなか情報も上がってこないので、まだ検査中、あるいは結果待ちなのかもしれません。

 

大丈夫でしょうか・・・(涙)

⇒ 追記: (30日) 診断結果が出て、「尿膜菅遺残症」だとのことで、手術をされたそうです。 2週間の入院、1か月の安静加療が必要だとか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141230-00000061-dal-spo

中国杯の怪我とは、全然関係ない、また新たな別の「試練」だったようです!

この「尿膜菅遺残症」は、胎児の時、生後からの影響のもので、成人でこれが認められるのはおよそ2%だとか・・・

羽生選手、なんかもう、大変でしたね。(涙)  世界選手権はまだまだ先ですから、どうか病院でゆっくりなさって下さい。

成人した年のお正月が入院って・・・ 波乱万丈な羽生選手。   もう、ご無事なら、それでいいです!! (以上、 追記 )

 

ただただ、お祈りしております。

羽生選手、今度こそどうか、病院でゆっくりと休まれますように・・・!! もうこれ以上、無理せずにすみますように・・・!!

激動の2014年、本当に本当に本当に本当に、お疲れ様でした。

 

でも、振り返れば、今年の羽生選手は、主要大大会は全部優勝で、金メダル獲得。

ソチ五輪、世界選手権、グランプリ・ファイナル、全日本選手権・・・ 完全優勝でした。

全日本選手権では、文字通りの、絶対王者らしい貫録が、ついに出てきたなと思いました。 まだ20歳だけど。 とてもそうは見えません。うっかり年齢を忘れそうになります。

 

どんな状況でも、大事な試合にビシッと集中力を合わせてくるところ、大きな大会ほど崩れずにまとめてみせるところは、本当に驚嘆させられます。 

でも何よりも、羽生選手は、負けた時の負けっぷりや潔さ・姿勢等も、前々からすごくカッコイイのです。 

私から見ると、そこが一番凄いかも。

 

ただ、あまりにも頑張り過ぎちゃう羽生選手・・・ 「今与えられているもの」全てに感謝するならば、その身体を大事に守り抜くことも、きっと今後の重要な使命の一つに入るでしょう。

 

インタビューで、「壁の先(向こう側)には、また壁があった」とお答えになったらしい、羽生選手。 ⇒   http://number.bunshun.jp/articles/-/822398

 

あ~、なるほど。 私は某忍者屋敷で、まさにそれを経験したことがありますから、その気持ち、すごくよく解り・・・ いやいや、そんな話じゃない。

 

羽生選手には、「ハードル」じゃなくて、「壁」なんですね・・・ 壁の方が、なんか高そうですね。

 

でも、羽生選手がもし”ネコ”ならば、壁を飛び越えるのは、思いのほか、簡単そう・・・ 

もし”ネズミ”なら、壁をかじれば、簡単に穴が開きそう・・・ 

忍者屋敷なら、掛け軸を動かしてみると、裏に思わぬ「抜け穴」がありそう・・・ (笑)   (←なんの話だ、なんの!(笑))

 

どうかたまには、前の「壁だらけ」から視点を真上にあげて、ゴロンと寝転がって空(そら)でも見つめながら、楽しく雲や星でも眺めて頂ければ、なんて・・・(笑) (←これは比喩です。)

そうすればきっと、流れ星なんかと共に、楽しい未確認飛行物体(UFO)がやってきて、その中から憧れのプルシェンコさんが登場・・・  しないですね、ハイ。スミマセンでした。

 

とにかく、羽生選手には笑っていられる状態であってほしいです。  

よく休んで、疲労回復させて、のんびりと・・・

 

羽生選手!!最後の最後まで、あんなにも頑張って、素敵な演技を見せてくれて、本当にどうもありがとう!!

忙しすぎる毎日から解放されて、ゆっくりしながら、少しでもどこかが痛くない、少しでも辛くない、そんな有意義な年末年始が過ごせますよう、心よりお祈りしております・・・!!

 

 

 

そして、もう一つの大ニュース。

町田選手が、世界選手権代表に選出されて名前を呼ばれたその場所で、代表を辞退し、突然の引退表明をなさいました。 ↑ (上の動画、後半部分)

 

グランプリファイナルの時に、町田選手の口から、「僕に残されたチャンスはあと1回」発言があり、かなり嫌な予感がしていました。

そもそも、シーズン初めに第九を選んだ段階で、こだわりをもつ町田選手のことだから、「年末に第九で終わらせる」=「年末の全日本で引退」というシナリオもあり得るとは思っていましたし、町田ファンの方々へは全日本に来てくださいと発信されていた、とのことでした。

また、グランプリファイナル前後から、全日本選手権前までの町田選手のインタビューを聞いていると、「競争の世界」から脱して、すでに達観しているというか、何かを悟った風というか、非常に穏やかで、落ち着いていて、澄み切って波ひとつ立たない湖面のような心境がうかがえたので、かなり引退が近い、既に決意しているのではないか、もしかして、まさかの年末の全日本では?と思えて仕方がありませんでした。

全日本直前のインタビューで、「クリスマスプレゼント」発言、さらには、「今シーズンのプログラムは、この全日本のために作ってきたと言っても過言ではない。 この全日本は、僕の競技人生において、最も特別な全日本になるかと思う。」という発言、さらには「人事を尽くして天命を待つ」なんて言っている言葉を聞いていたら、なんだかやはり最後の覚悟を持っているように思えてしまって・・・

とても素敵な言葉で印象に残りましたが、私はかなり焦りました。

そして何よりも、すごく穏やかで静かで深みのある声、今までにないほど落ち着いた話し方・・・ きっと本当の町田選手は、こういう人なのだろうな、と思わせるほどの落ち着き、ゆるぎなき穏やかさで答える町田選手の声は、今までとは明らかに違っているように、私には思えました。

インタビューでの、町田選手のそんな声を聞いていると、特に泣くつもりなども全然なかったのに、なぜか勝手に涙が浮かんできて、目の前に、町田選手が別世界に飛翔していくイメージが湧いてしまって仕方がなく、(なんかおかしいな・・・町田選手、本当に引退しちゃうのでは?!)とさらに危機感募らせていたところ、

あの、ショートの演技。 

本当に素晴らしかったですが、その後の町田選手の抑えきれない、感極まった様子を見ていて、「かなりの確率で全日本終了後に引退するつもりだな」と、ついに私は確信。

個人的には、せめて世界選手権までやってほしいと強く強く思っていたのですが、結果次第では、本当に最後の第九になってしまう可能性を覚悟して、フリーを観させてもらいました。

この予感は、ハッキリ言って、当たってほしくなかったです。 第九も、もう一度観てみたかった。

 

ショート、フリーの二日間、「町田選手が引退しちゃう気がする!」と気が早すぎる私は、そこで先に涙が出てしまったので、町田選手の本当の引退発表は逆に、ある程度落ち着いて・・・ でも、やっぱり残念に思いながら、その言葉を受け止めました。

コーチには、「全日本まで」とお願いしてあったとのこと、それをコーチのほうでは「コーチを変えるんだな」と思って、密かに悲しんでいた、という報道までありました。

それが本当なら、つまり、町田選手は最初から、世界選手権には出ないつもりでいた、ということですね・・・(涙) 

 

(町田選手、電撃引退の真相、というニュース  ⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141229-00000001-wordleafs-spo&p=2 )

 

でも、公開された引退表明全文を読み、町田選手にとってはベストだったであろうこと、そして早稲田で取り組む予定のその研究テーマを聞けば、納得も納得、むしろ大いに期待させてもらいます!という気持ちに変わりました。

ショーにもぜひ、たびたび出演してほしいですね。

 

 

何も思い残すことはなく、本当に晴れやかな、誇らしい気持ちで引退を決意できたという町田選手。 良かったですね。

私個人は、本当に残念に思いますが、その明るい未来への旅立ちを祝福し、応援します!

研究者として、羽生選手や後輩たちを助けられるような、素晴らしい人材になって下さい!!

 

1年前の全日本選手権での、羽生選手の「花になれ」への配慮、そして、中国杯後の、怪我中の羽生選手への思いやりのあるコメント、どちらも羽生ファンの一人として、私は涙が出るほど嬉しかったです!

数日遅れのクリスマス・プレゼント・・・  バリバリの羽生ファンだけど、私もしっかりと受け止めさせて頂きました! (笑)

本当にどうもありがとう!

町田選手の前途に、祝福あれ!!

 

 

町田選手の、最後の演技。 エキシビション。 「エデンの東~セレブレーションバージョン~」  希望に満ちた明るさ。

入院中の羽生選手のところにも、町田選手の思い、その最後の渾身の演技が、届きますように。

 

町田選手のこの演技が、羽生選手への素晴らしい、お見舞いの「花」となってくれますように・・・!!

 

私がインタビューを聞いている時に目の前に浮かんできて仕方がなかった「別世界へ飛び立つ、町田選手が飛翔するイメージ」は、これだったのかも。

魂の演技。 

涙と笑顔の最後の挨拶も、見事でした。 

・・・本当に、別の世界へ、飛翔して行っちゃった町田選手。 

ラストの演技が・・・ 「悲恋の極北」のままでは終わらせない、そのファンや観客への心意気。(笑)

町田樹作品。 お見事でした。 

 

最後に、もう1回叫ぶぞ。(笑)

町田樹選手、 ブラボー!!(笑)

 

 

 

そして、疲労の極限と思われる羽生選手の心身が、どうか少しでも速やかに、癒されていきますように。  

羽生選手の来年に、そしてその前途にも、大いなる祝福がありますように!! 

心よりお祈りしております・・・!!

 

(羽生選手の全日本での演技は、また別にUPします。)