最近、羽生選手のインタビューが一気に放出されています。
もともと、羽生選手のインタビュー大好きな私としてはうれしい限りですが、収録から3か月近くたってから放送されている「KENJIの部屋」といい、1か月前の収録だという「エブリーの対談」といい、あら?結局、NHKのあさイチの羽生選手の言葉が、一番最新なの?って感じで…
「日進日歩」を掲げて日々変化している羽生選手。
3か月前のインタビューの内容を今ごろ知っても、その後に発言が変わっているものもあったりするので、「これ、どうなんだろう?」とも思ったり。
というわけで、何から書いてよいのやら… 状態ですが、
試合に関連して、思ったことや、前から思っていることを少しだけ書いてみたいと思います。
やはり最近ちょっと、異常に見えることがたくさんあるような気がしています。
まず、チケット転売問題。
羽生選手に加えて、浅田真央選手が復帰するだけでなく、宮原知子選手は昨年世界選手権で銀メダルを獲得したし、今年のプログラムもとても素敵なので、期待が高まり、NHK杯のチケット争いがすごくなるのは、理解できます。
それでも、全くチケットが取れない人が大量に出ていて、本人の氏名も印刷されると宣言されているにも関わらず、200枚を超える数の「転売」が、先行予約抽選の段階から出されていて、
それも最高額1万4千円のはずのNHK杯チケットで、30万円を超える転売価格をつけている業者がゴロゴロいるのは、完全に狂っていないでしょうか?
もう何かが異常すぎないか。
興ざめしますよね。
一般発売の、発売開始時刻と同時に操作しても、アクセスできた数秒後にはすでに全てが「売り切れ」。
これ、一般発売があったって、言っていいのでしょうか。
羽生選手は出ないけど、あの、あまりにも遠い「さいたまスーパーアリーナ」の一番上の段の席でも、8000円!で売るのって、どのくらいの人が実際に見た時に、あの遠さと選手の小ささ、価格とのつり合いに「納得」するのでしょうか。(汗)
世界で一番物価が高いニューヨークの、メトロポリタン・オペラでさえ、最上段の(超遠い)立見席なら、2000~3000円で、見切れ席でも5000円程度以内で、3~4時間オペラを見続けることができるのですが…。
NHKのあさイチで受け付けた質問。
このブログでも、その送付先を紹介したとはいえ、番組開始以来の初の記録となるという、6800通の質問が来ていたという驚き。
そこまではまだ良いとしても、さらに、そのうちの800通に、羽生選手の「身長」について質問があったというのに、さらに驚きました。
これがたぶん、20通くらいだったら、「まあ、そういう質問もあるよね」って思えたかもしれないです。
でも、800通も身長についての質問が来ていたと聞いたら、さすがに驚きすぎてしまい…。
羽生選手の身長が、公表されている身長よりも1~5センチ高かったら、「きゃあ~♪」ってなるの?(汗)
もし逆に、1~5センチ低かったとわかったら、その人たちの気持ちはどう変わるの?
公表されている「171センチ」のままだと、がっかりするのでしょうか。
羽生選手の、自分の身長についてのいい加減さというか、興味のなさが、逆に救いに見えてきたほどです。
しかし、800通もの質問があったとわかっていながら、あのNHKの測り方のいい加減さと準備の悪さと時間の無駄遣いには、さすがに苦笑させられましたけれども。 もしかして、わざとだったのかな?
羽生選手が言っていた通り、スケート靴がブレード部分で高くなるのは見ればわかる通りで当たり前だし、良い靴ほど、かかとの部分に上げ底のようなふかふかクッションが入っているはず。
だから、羽生選手の良くいう、「10センチは実際の身長より高くなっている」、というのは本当だと思います。
もし本当に数センチ高かったら、そのうち公式プロフィールの数値が変わるでしょう。
また、個人的には、中国での世界選手権のときみたいに、羽生ファンによって大量すぎるほどのプーさんがリンクに投げ込まれる、あれはもう、「問題」なのではないかという気がします。
前から思っていたのだけど、羽生選手はアレルギーもちの&ぜんそくもちなので、ダニやほこりが付きやすい「ぬいぐるみ」って、普通は医者から止められることも多いだろうし、実は身体には良くないのではないかと思うのですけど、どうなのでしょう?
せめて、ウォッシャブルのぬいぐるみでしょう。
もし、その分のお金を、みんなが直接寄付に回せれば…
それこそ、「羽生結弦・奨学金」とか、「羽生結弦基金」みたいな名目で集めてもらえれば、(もちろん、色んな人が鵜の目鷹の目で寄ってくるだろうから、管理は絶対にお金の誘惑に強い人に確実にお願いする必要があるけれども、)将来、羽生選手の判断で、いろいろな有益な支援に回せそうな気がするのですが…。
そのほうが、羽生選手の希望している未来像とも、合致してきますし。
羽生選手と、今の羽生ファンのパワーを、もう少し賢く使えば、本当に有益なことにその力を沢山、回せる気がするだけに、非常にもったいない。
羽生選手もぬいぐるみを「寄付に回させてもらっている」と答えているくらいだし、大きいぬいぐるみをあげれば、運ぶ代金だけで選手側の負担が激増することぐらい、大人ならわかりますよね。
後ろの出番の選手にも迷惑が掛かっているのは明らかです。
そして、寄付としてぬいぐるみが必要な現場って、きっとそんなには多くないだろうと思うのです。
いつまでも、ディズニー社ばっかり儲けさせても、仕方なくありません?
さすがに、羽生選手から「いりません」とは言えないかもしれないけど、(言い方に気を付ければ、言ってもいいと私は思いますけど)、ファンが一人ひとり、自分で頭を使って考えるしかないのでは? と思います。
もちろん、どうするかは、お一人お一人の心が決めることで、自由なのですが。
また、これも書きにくいことですけれども、私は正直、前からフィギュアスケートにある、「花を投げる習慣」も、「どうなのだろう?」と思っています。
花をもらうのも上げるのも、見るのも飾るのも好きな私からすると、「花を投げる」行為って、できれば絶対にやりたくないことです。 理由は、必ず花が傷むから。
花の価値を低下させてしまうし、お花を、粗末に扱っている気がしてしまうのです。
選手の側は、もう慣れちゃって、花が評価や人気の象徴みたいに思っているかもしれないけれども、
それって、本来は心からの大きな拍手とスタンディングオベーションだけでも、十分はなず。
アスリートに花を「投げる」人は他の競技ではいないし、どの芸術分野でも、花を「投げる」人はいない。
花を「渡す」のはありますけどね。(笑)
「花のような笑顔」で、心からの「エール」と、感動への「拍手」を贈れたら、いいですよね…
そして、「花のような笑顔」を、選手たちから返してもらえたら…
それがたとえ、テレビの前でも、現地会場であったとしても。
本物のお花は、もちろん素敵。
でも、多くの人の心に「花が咲いたら」、もっといいですね。
そんなシーズンになったらいいな、と私は思っています。