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これが今のところ、最新の羽生選手の映像かな? 以下、羽生選手コメントの一部抜粋です。
「練習できない期間であったり、またそういうところも含めて、自分は本当に後悔しているところが一つもないので」
「限界というのを感じたことがないですし」
「できると思っているので」
「しっかりやっていきたいと思います」
こちらは、エキシビションの「星降る夜(Notte Stellata)」 の曲を、羽生選手に贈って下さった、
ロシアのタチアナ・タラソワコーチへ、羽生選手から感謝の手紙が届いたことを、とても喜んで語っている
タラソワコーチのコメント部分の映像に、日本語翻訳をつけてくださった動画です。
「彼にとても合うと思った曲」、だとタラソワさんは仰っていますけれども、本当に、全くその通りだったと思います!
旋律の原曲の、サン・サーンスの「白鳥」は、チェロの音色の本当に美しい曲ですが、
イル・ヴォーロの歌う男性ボーカル曲を採用したところが、またとても良かったですね!
この「白鳥」の旋律だと、バレエの「瀕死の白鳥」と、結び付けて考える方も大勢いらっしゃるみたいですが、
私からすれば、イル・ヴォーロの曲を使って下さったことで、それとは違ったイメージの白鳥にできる選曲であることこそが、
むしろ最高だと思っています!
オクサナ・バイウル選手は、「バレエ要素」を「スケートに取り入れた」ので有名ですが、
羽生選手は、バレエではなくて、むしろ完全に「スケート」な 美しさを究めている白鳥になっていて、
そこがまた素晴らしいです。
(私自身は、オクサナの当時のEXを観て、超感動した一人ですけれども!(笑))
「フィギュアスケートマガジン2016-2017」という雑誌の中で、
羽生選手がこのエキシビション「Notte Stellata ~星降る夜~」について語った内容が掲載されていますので、ちょっとだけご紹介。
フィギュアスケート・マガジン 2016ー2017 シーズンス (B・B MOOK 1346) | |
ベースボールマガジン社 | |
ベースボールマガジン社 |
「僕の中ではすごい、白鳥っていうテーマを大事にしているし、
雄大な歌声の中にすごくしっとりとした曲があって、完成されちゃっている感じがして、
その中に自分が入って壊さないかと心配したんですが、
あの震災があったシーズンから少しでも成長したところを見せたり、
今回はすごく明るいイメージで、
優しく包んで、しっかり前に進んでいるというイメージでやっています」
この曲が、
「完成されちゃっている感じがして、その中に自分が入って壊さないかと心配した」
のだと羽生選手は語っていますけれども、
壊すどころか、むしろ相乗効果を上げて、本当に素晴らしかったですね!
私は個人的には、羽生選手には、本当の意味で極めて芸術性の高い、
世界も歴史も真に認めるような、超一流の音楽と共に、今後も滑ってもらいたいと思っています!
ジャンプやスピンの天才として有名な羽生選手ですが、たとえジャンプなしでも、あるいは少なくても、
十分素敵な演技が出来る人だと
私はずっと思っていましたけど、本当にますます楽しみになりましたね!
この「フィギュアスケートマガジン」という雑誌の出版社、「ベースボールマガジン社」という名前
からしても、もともとは野球の専門雑誌社なのだろうと思われますが、(羽生選手が好きな野球ですね(笑))
中身が充実していて、本当にとても良かったです。
特に、最近2大会での、大会全体での流れが詳細に描かれ、
その間に行われた、羽生選手とのインタビューの全やりとりを掲載してくれているところ、
「完全収録」という形で、かなり細かく丁寧に描写してあるところが、凄かったです!
他にも、羽生選手の語った言葉を、カットせずに徹底的に載せてくれているところが最高でしたね。
今まで、あちこちから、ブツ切り収集していた情報が、一気に一つにまとまって見えてきます。
その分、雑誌全体でも、超・字数が多いのですが、かなり読み応えがあります。
同じ内容のインタビューからの、ほんの一部が、こちらのWeb Sportivaの記事にも載っています。
さらに、この雑誌も結構 よかったです。 以前ご紹介した、宇都宮直子さんの記事が入っていました。
Sportiva 羽生結弦 未来を創る人 2016-2017シーズン特集号(集英社ムック) | |
集英社 | |
集英社 |
また最近、羽生選手は「アイスジュエルズNo.4」で、
バレエではなくてスケートとしての表現を極めたい、という内容を明確に語って下さっていました。
Ice Jewels(アイスジュエルズ)Vol.04~フィギュアスケート・氷上の宝石~羽生結弦インタビュー「進化の予兆」(KAZIムック) | |
舵社 | |
舵社 |
羽生選手は以前からそうですが、バレエを強く意識したような路線ではなく、
あくまでもスケートとしての表現を究めようとしているように見えます。
実際問題として、バレエを取り入れて評判になったオクサナ・バイウルさんのEXの白鳥は、一方では斬新でとても評判でしたけど、
一方で、「足元が全然滑っていない。スケートになっていない。」などという、批判もあったのも事実ですので…。
エキシビションだと、滑っているかどうかは大して問題になりませんので、オクサナのやったことは画期的でしたけれども
競技プログラムとして考える時にはそうはいかず、そのバランスというのは、なかなか難しいところですね。
以下、羽生選手が、フリーについて語って下さっている箇所から、一部抜粋してみます。
「スケートには、しっかりとした芯が必要です。
スケートって、バレエでもないし、コンテンポラリーでもないし、ロックでもない。
フィギュアスケートという独立したカテゴリーです。
表現の仕方は様々だし、バレエをやっていなくても美しく滑る人がいるし、
バレエをやっている人には、クラシカルな美しさがある。
シェイリンはコンテンポラリーが好きらしいのですが、シェイリンならではの自由な動きや、どこから見ても
美しいものがあります。
色々な美しさだったり、表現の仕方だったりという、様々な魅力があるスポーツだからこそ、
色々なものを吸収してスケートに生かしたいと思います。」
(以上、アイスジュエルズ No.4より)
また、同じインタビューの中で、今回のフリー演技の最後のポーズは、羽生選手が殆ど自分で決めたと語っています。
あの最後のポーズ、音楽と合わせて、タイトル通り、とても希望が感じられる終わり方で、私はとても好きですね。
今シーズンのフリーでは、羽生選手が、とても良い表情をして終えるところも、すごく好きです。
複数のインタビューで語って下さっていますけど、
今シーズンのフリー「Hope&Legacy」は、
昨シーズンの、ショート、フリー、エキシビションの良いところの全てを合わせて練り上げたようなものを目指して作っているようです。
その意志は、観ていても伝わってきていると私は思います。
さて、こちらは、東京西川の、ダウンキャンペーン(~12月31日まで。各店舗数量亡くなり次第終了)←クリック の宣伝を、
巨大ポスターと共に、ピールオフ広告にして、羽生選手のポストカードを無料で配布したらしい企画。 産経新聞より
小さなポストカードもいいけど、このキャンペーンでついてくるという、ポスターカレンダーはかなり巨大で、紙質もかなり良いものになっているようですよ!
http://nishikawadown.jp/
最後に、こちら。
久しぶりに、 Mr.きき湯 緑のお方の御登場 !
でも、この写真の羽生選手は、かなりクールで、カッコよく見えますね!
お風呂の中で、「きく~!」って叫んでいた熱いミスターは、なんで今度はこんな涼しい顔をしているの?!(笑)
バスクリンが、羽生選手を起用した、「スペシャルエディション」という「きき湯」の新バージョンを
11月28日から発売するそうです。
「 特別なきき湯で、僕はもっとがんばれる 」 と書いてあります。
この写真は、マグネットで使われていたのと、同じ写真ですね。
一番右の羽生選手は、以前、「もっと美しく!」って書いてあったマグネットの羽生選手と同じです。(笑)
一応、このきき湯は、フォレストグリーン色、だそうですよ。
気分やすらぐ森林浴調の香り、だそう。
だけど、羽生選手が愛用しているのは、きき湯の、「ファインヒート」だったはずですが、今回はこちらの宣伝はないのですね。
最近発売された最新商品、ファインヒートの「スマートモデル」という、4倍効果だという赤い容器のものを、
疲れと冷えで体調があまり良くなかった日に試してみたのですが、これがなかなか良かったです!
寒くなりましたので、皆様も、羽生選手も、体調をどうぞお気を付けてお過ごしください…!!