羽生選手は、フリーで4回転ループを再び成功させて、今季ベストスコアを出し、
総合で昨年に続き再び300点超えで、ダントツの優勝を飾りました。
まずは、NHK杯の優勝おめでとう!
そしてファイナル進出おめでとう!
かなり緊張していた、との言葉通り、それは見ていてわかりました。(笑)
前半は、ブラシアップしてきたというだけあって、ジャンプの成功も含めて、とても良かったと思います。
ただ、流れが良すぎて、前回に見られたメリハリが少し減ったように見えたところがあったのがもったいなかったのと、
3回転フリップの前後が、前回のカナダ大会のほうが、ちょっとだけハッとするような印象深さがあったように思いました。
丁寧で思いもこもっているのだけど、後半が特に、いつもよりやや慎重に滑っているのか、緊張かお疲れ気味かに見えました。
後半の勢いや気迫は、スケートカナダのほうがあったように思います。
ただ、普通に考えて、連覇のかかる平昌五輪はもっと緊張するかもしれないので、
ショートが上手くいった時ほど、フリーで緊張しやすい羽生選手には、
連覇のかかる試合への良い訓練となる試合が、今年まだ二つもあるので、
今回のことと、続く機会を上手く活かして未来へ繋げていってほしいなと思います!
後半の4回転サルコウは惜しかったですね!
そこを除けば、細かい点は別としても、ジャンプはほぼ問題なく成功させていったし、
羽生選手も語られたように、回転不足なく4回転を4つ回り切ったので、そこは凄い成長した点ではないかと思います。
特に、怪我のダメージの一番大きかった4回転トウループが安定してきたのは、見ててホッとするし、ちょっと嬉しいですね。
痛くないといいのですが…。
本当にこれからも大事にして下さいね…!
今季のショートは、観客との一体感や楽しさは重要と思うけど、
フリーについてはそれを超えた崇高なものまでを表現できないと最高評価まではなかなかいかないと思いますので、そこは頑張ってほしいですね!
それでも、羽生選手がとてもいい笑顔で終えられるから、このプログラムは良いですね!
羽生選手にとっては、滑っていて気持ちの良いプログラムらしいです。
精神的には、とても良いことだと思います! 後になるほど、良い影響はどんどん出てくるでしょう。
後半は、イナバウアーやハイドロがちょっと辛そうに見えたのは、緊張が大きく影響していたのでしょうか。
やはりフリーに4回転,それもコンビネーション含めて4本というのは、リスクをとる覚悟の凄さだけでなく、並の体力ではこなせないのでしょうね。
ファイナルは、また連覇連覇と騒がれると思いますけど、あまり気負い過ぎず、また挑戦者に戻ったつもりで臨んでほしいと思います!
年末の全日本まで、無理なく、心身の調整がうまくいきますように。
お疲れ様でした!
色々あった中から、ここまで無事にこれたこと、本当に本当におめでとう!
楽しそうに滑れるお姿が見られて本当に嬉しいし感謝だし、感無量です…!
明日のエキシビションも、とても楽しみにしています!
試合のお疲れが、良くとれますように…。
こちらは、優勝決定後のインタビュー。
ラスト部分のみ抜粋
「ショートは、本当に自分自身、本当にロックスターになった気分でやらせて頂きました、本当にありがとうございます。
そして、今日のフリープログラムでは、自分の滑る喜びだとか、そういったものを皆さんの前で感じることができました。
本当にありがとうございます! これからも頑張ります! お願いします! ありがとうございます!」
こちらは、演技終了後の、CBCからのインタビュー動画。
これは、表彰式です。
さて、こちらは、恒例となっている、松岡修造さんからのインタビューです!
「練習であれだけ出来ていて、本番でこれか」 という悔しさがあるそうですけど、
やはり羽生選手でも、緊張はあるのですよね。
でも、演技直後に 「あとちょっと」って思ったのは、ジャンプについては、確かに見ていてもそんな感じだったと思いますので、
地球一周だの赤道一周だのの分まではないと思いますので、頑張ってほしいですね!(笑)
今シーズンのプログラムが難しい挑戦だということを言おうとしたように見えた羽生選手、言いかけて、「やっぱりやめた」とし、
「出来ると思っています!」 との言葉につなぎました。
「出来る、出来る、出来る」と言って、練習の時にパーフェクトが出来た自信をもって、ショートの試合に臨んだそうです。
何かを言わなかったのは正解ですね、きっと。
羽生選手は、出来ると私も思っています!
「プレッシャー大好き、崖っぷち大好き、ヤッホーイ!」 などと宣言した羽生選手、
フェルナンデス選手が待ち受けているファイナルに向けて、短い期間ですけど、賢く過ごして貴重な時間を活かして下さい!
こちらは、NHKの織田さんからのインタビュー。
失敗からの気持ちの切り替え術について、
「上手くいくときは、何を跳んだかわからないくらい、忘れちゃうんですけど…」と言い、「失敗したことをすぐ忘れる」ことで
すぐに気持ちを切り替えることを説明した羽生選手。
しかし、それを言ってから、ちらちらと織田さんを見て笑い出し、その後の織田さんの答えを受けて、また最後に羽生選手が笑っています。
織田さん引退前後からフィギュアスケートを観だした方々はわからないかもしれませんが、
これは、織田さんが全盛期の現役時代に、何を跳んだのか自分で忘れて(きちんと確認しないで)、規定以上のジャンプを跳んでしまい、せっかく跳んだジャンプそのものが無効になってしまうようなミスをよくやったことを指して、笑いにしているのです。
(これをザヤック・ルール違反による失敗、といいます。)
これを現役時代に、何度もやってしまった織田さんは、もしこれさえなければ、もっと凄い得点になって、うんと実績を残せただろうと言われています。
羽生選手は、この手のミスはほとんどしないので、羽生選手から織田さんへの、恐らくは一番のツッコミどころとなっているようですね。(笑)
田中刑事選手が、羽生選手の素顔について、「急にハイテンションになる」 ので、「ついていけない」ことがある、と説明しています。
羽生選手が、時々マシンガントークをしかけるようですね。
想像するに、イヤホンの話とか、何かのこだわりについての話とか、きっと、そういうオタク系の話題でしょうね。
田中刑事選手は、なんでも「うん、うん」と聞いてくれるタイプだそうです。(笑)
最後に、4連覇がかかるファイナルに向けて、
「しっかり自分ができることを常にやっていって、自分が納得できる、自分が最高の笑顔で終われる演技をしたいなと思っています」
と、抱負を語られました!
ぜひ、そうなりますように・・・!(笑)
それから、羽生選手が、試合終了後に、今後の実践投入を考えつつ、4回転ループ+3回転トウループを跳んだ、というニュース。
4回転ルッツにも意欲的に取り組んでいるそうですし、来季はどうなるかはまだわからないとしても、
羽生選手は自分への自信のためにも、色々やっているそうです。
また今回、NHK杯のチケットに絡んで、全体や先のことを考えて、私の呼びかけに応えて、高額転売に手を出さずに我慢して最後まで頑張ってくださった多くの羽生ファンの皆様、
そして、行けなくなったりの事情変更につき、定価や適性価格で他者に譲って下さった、思いやり溢れる、あるいは誇り高き羽生ファンの皆様には、チケットのページで呼びかけた一人として、心から感謝申し上げます。
そのような方々の上に、神様からの豊かな祝福と、特に大きな報いがありますように、本気でお祈りしていきます。
この問題については、今回気づいた点、酷いと思った点がまた沢山あったので、改めて後にしっかり書いていきたいと思います。
羽生選手には、見えないところに、行きたくても行けないファン、強欲に手を染めず、自制している多数の良心的なファンがいてこその、試合会場であるということも、どうか覚えておいてほしいと思います…!
来月は2試合もあるけど、どうか年末の最後まで、体調が守られますように…!
楽しく頑張れ~!