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オータムクラシック2017、羽生選手はSP「バラード第一番」でノーミス・最高得点を更新、おめでとうございます!

2017-09-23 | プロアスリート羽生結弦・羽生選手関連ニュース

 

羽生選手、ジャンプは無事にノーミス、しかも自分の持っていた「歴代最高得点」をまた更新して、112.72点という記録を出しました!!

おめでとうございます!!

決して本調子ではないのは、公式練習を見ていれば明らかでしたし、痛みもあったことでしょうけれども、

そして得点が全てではないのだけれども、

良い集中と、恐らくはいつもより抑えめだったところが、逆に素晴らしいコントロールぶりを印象づけました!

4回転ループの予定を4回転サルコウに難易度を落としましたけど、それでも2年前よりもは難易度が上がっていますので、得点としてはそれがそのまま出たような感じですね。

 

 

 

 

羽生選手も、ジャンプはノーミスでしたし、なんとか納得できた様子の終わり方でした。(笑)

もうちょっと喜んでもよさそうでしたけど、本来はもっと出来るという思いもあったでしょうし…(笑)

もちろん難しいのは4回転ループの方ですが、技術の基礎点ではそれほど大差ないし、得点でのメリットはあまり高いわけではありません。

ただ、得点だけが全てではないので、そこは難しいところですね。

羽生選手本人は、本当は 構成を落とすのは不本意だったに違いないのですが…。  でも、良い経験になりましたね!

 

こちら、ジャッジスコア

ジャンプの加点が3つともほぼ満点です! 最初の2つは全員がGOE3をつけています!

6分間練習の時も、ジャンプは見事でしたからね! よく集中出来ていたのだと思います!

演技構成点でも、満点の10点を出しているジャッジ・項目がいくつもあります。

 

ショートの「バラード第一番」は、羽生選手は過去にも、大怪我の時でも最高点レベルを出していたので、

あまり心配はしていませんでしたけど、

(しかも、今回はループをやめてサルコウにして構成を落としたとはいっても、歴代最高得点のバラード第一番の時より、後半に連続ジャンプを入れて、しかも後続ジャンプを「両手上げ」にしてあったので、単純なジャンプの難易度・技術点だけ見ても、やはり上がっています。)

 

羽生選手は、次のように語ったそうです。

「自分自身しっかりとこの構成でいい演技ができたこと、本当にミスなく、質としても納得できる演技SPを終えられた」

「構成を落としているから当然と言われるかもしれない」としつつ「構成を落とそうがなんだろうが、本番で出し切るのは難しいことだと思っている。そういう意味では成長できたかなと思っています」

 

こちらの記事によれば、オーサーコーチは、

 「ユヅルは観客の指揮者でもあり、ジャッジの指揮者でもあった」と手放しで称えた。 …だそうです。(笑)


こちらの朝日新聞記事から、試合後の一問一答

――初戦にいきなり。

 「はい。まあでもハビ(ハビエル・フェルナンデス選手)も100点超えていましたし、自分自身しっかりこの構成でいい演技ができたこと、とにかく本当にミスなく自分の中でも質としても非常に納得できる演技で、まずショート(プログラム)で(最高を)超えられたので。(当初予定していた4回転ループではなく、4回転サルコーにして)構成を落としたとしても、本番で全て出し切るのは非常に難しいことだと思っている。そういう意味では一つ成長できたかなと思っている」

 ――丁寧に滑り出していた。

 「この曲を聞き込んでいるというのも、もちろんありますし、今自分がしたい(ショパンの)バラード第1番の表現が、静かなところからだんだんと、ふつふつと湧き上がってくるようなものを目指して今日はやっていた。そういった意味では一つ一つ丁寧にと思っていました」

 ――ステップは攻めきれなかったか。

 「レベルがどうなのかちょっとわからないが、まあステップもちょこちょこ変えていますし、そういった意味では緩急の使い方とかを、またさらに良くしていく必要あるかなと思います」

 ――演技後の手を広げるしぐさは。

 「うん。よかったね、と思って。後半の4回転トーループでターンから入って、手を上げて(跳ぶ)のも初めてでしたし、それプラス、ショー以外で、SPで後半の4回転がまだ決まったことなかったので。(冒頭のジャンプが4回転ループではなくて)サルコーだったけど、でも、ちゃんとここまでできたよ、ほら見て、みたいなことをブライアンのほうにやりました」

 ――この曲はしっくりくるか。

 しっくりくるというか、表現したいことがすごく明確なプログラム。その時その時の感情の違う自分を表現できるプログラムの一つ。やっていて心地いいです」

 ――今日はどんな感情だったか。

 「徐々に徐々にという感じはすごく思いました」

 ――得点を聞いたときは。

 「ブライアンが最初に、フランス語のアナウンスを聞いて112だよと。ああ、そんなに出るんだ、みたいなこと言ったんですけど。12と聞いて、あれ、12なのかなって思って。12ってなんだろうと最初思っていて。でも、まあ自分の中で最初からハビエルが101取っている段階で、自分のベストは110だよというのをすごく頭のなかで思いながらやっていました。あとは冷静に考えてみて、(自己ベストを出した)あのときは前半に4回転二つなので、それとは全く違うレベルのものをやっていると思いますし、実際にターンから入ったりとか、手を上げて跳んだりとか、そういうことも成長できているところだと思う。そして点数もおのずといい演技ができれば出るなと、自信を持ってやっていました」

 ――それで全然驚いていないのか。

 「なんか。まあ初戦だし。もちろんこれをベースにこれから戦っていかなければいけないことになると思いますけど。このプログラムは自分が2回も世界最高を取っているし、110点も2回取っているので、自信を持って滑れたのかなと思います」

 ――自分に対する期待感は高まっているか。

 「今日試した集中の仕方とか、(フリーの世界歴代最高得点を出した)世界選手権のフリーを参考にしたりとかして試した集中の仕方が、しっかりとはまりきったことは自分の中でも評価したいなと思っていますし。あとは、まだ22(歳)ですけれども、スケートの今までの人生の中で数えてみたら、100回以上試合をしている。そういった一つ一つのことを思い出しながら、自分がどういうときにいい演技ができたかなということをしっかり振り返りながら、また明日に向けて、また今シーズンに向けてしっかりやっていきたい」

 ――(演技直前に触った)プーさんには行ってくるよと。

 「なんて言ったんだろう。よしよしみたいな。すみません。ありがとうございました。ありがとうございます。ありがとうございます。また明日お願いします」

 

 

今年の3~4月の世界選手権のフリー(Hope&Legacy)の時のことを参考にしたりして試した集中の仕方が、しっかりとはまりきったそうです!良かったですね!! 見ていて、わかりましたけどね!(笑)

それから、羽生選手はまだ22歳とはいえ、スケート人生の中で、100回以上も試合をしているそうで、100回以上か… それは凄いですね! 立派なベテランですね。 (そうすると、パトリック選手は何回ぐらいなんだろう?!)

得点が出た時、One hundred and twelve… ってアナウンスされて、羽生選手は、ちょっとポケッとした顔をされていたので、すぐには理解できていないか、飲み込めていない様子でしたよね。 見ていて面白かったけど。(笑) 

 

明日のフリーの方が、ジャンプ数も圧倒的に多くて時間も長いので、右ひざは 本当に大事にして下さいね…!

どうかどうか、無理しすぎませんように…!!

 

 

そういえば、衣装は変わっていませんでしたね!

城田監督のインタビューでは、ショートの衣装は新調してあるはずだったので、グランプリシリーズで着てくるのか、どういう判断だったのか…。

まあ、私はバラード第一番のこの衣装は似合っていると思うし、とても好きなので、下手に変なものに変わるよりもは、いいです。(笑)

 

羽生選手は、よく休んで、明日に備えてほしいと思います…!

怪我の悪化がなきよう、心身守られますようにお祈りしています!

 

 

直後のミーシャ・ジー選手の演技が、心がこもっていて、非常に素晴らしかったです!!

引退との話でしたけど、撤回して、演技して下さって本当に良かったと思いました!!

ご本人も、とても感無量のように見えました…!! 見ていて こっちまで感無量になりましたね! 羽生選手の演技の直後だっただけに、なおさら。(笑)

 

 

曲も素晴らしかったですね。 カッチーニのアヴェ・マリアをアレンジした二胡版??

これもミーシャ選手ご本人の振り付けなのでしょうね…! すごい才能です。

 

村上大介選手は、ジャンプのミスが出てしまいましたけど、後半はなかなか良かったです!

インタビューによれば、どうやら練習中に靴が壊れてしまったそうで、それがジャンプミスにつながったようです。

うーん、練習中は調子良さそうに見えていただけに、本番の転倒の仕方がちょっと変だったので、あれ?と思ったのですが、

そういうことだったのか、と。 それは残念でしたね。   本当に… 色々なことが起きるものですね…!

 

こちら、村上大介選手のインスタグラム。 羽生選手が一緒にとても良い笑顔で映っています。 

(左から、羽生選手、村上大介選手、ハビエル選手、ミーシャ・ジー選手の4人です。)

 

こちらは、ナム・ニューエン選手のインスタグラム。 羽生選手がカワイイ笑顔で映っています。

(左から、ナム選手、ハビエル選手、羽生選手の3人です。)

 

こちらは、男子シングル・ショートの試合全体の公式動画です (動画下のタイトルがフリーになっていますけど、間違えているだけと思います)

 

以下、ニュースにおける、羽生選手のインタビュー・コメント内容です。

 ニュース動画 その1 みんなのニュース

「誰がどういう演技をしようと、自分のやるべきことというのはしっかりとしているので」「まず一つ、ホッとしています」

「今回こうやってまずいい演技ができたことに 自分の身体にありがとうという気持ちと」

「えーまた明日、しっかりとやりたいなという風に思っています。」

 

ニュース動画 その2 Every

「しっかりやれば結果もついてくるなーと思っていたので、そういう点では まず一つホッとしています」

「また明日それをちょっと多くなると思いますけれども、しっかりと一つ一つ丁寧にやりたいと思います」

 

ニュース動画 その3 スーパーJチャンネル

「本番でノーミスの演技で滑り切るということができたので そこはかなり大きな自信にもなりましたし」

「この衣装でこれで3回目の記録更新になりました」   ← …やはり意識していたのでしょうか?!

 

ニュース動画 その4 サタデーステーション

「本来の構成であるループではないですけど」「でも試合でノーミスするということはやっぱりすごく大切なことですし」

「大きな自信にもなりましたし、収穫であります」

「とにかくまず一番大事なのはひざを万全の状態にして それプラス ひだだけではなくて 他の身体の状態であったりとか ピークの作り方とかそういったものを一つ一つ丁寧にやっていければいいなと、まずは思っています」

「この状態であるからこそ ファンの方々とか チームの方々が心配して より一層力を下さったと思うので、

そういう方々に感謝の気持ちを込めて また明日 しっかりやりたいと思っています」 

 

インタビューに応じている表情がとても良かったので、その点ではとても安心しています!!

落ち着いて、賢く体の状況を判断しながら、乗り切ってほしいと思います…!

 

 

 

 

女子のショートも終わりました。

三原選手は、衣装がなかなか素敵でしたね!! 斜めカットの裾が良かったです。

 

演技も良かったし、振付も今までにあまり見ない感じで、ちょっと個性的で面白いです。

ジャンプの余裕と美しさは、好調ぶりをうかがわせますね! 

後半も自信がつくと、もっと変わると思います。 今後も頑張って下さい!

 

新田谷凛選手のショート

ジャンプはちょっと残念でしたが、表現面はとても素敵でした! 

曲の編曲も良かったですね。ラストは少しバテたようにも見えましたが、なかなか素敵なプログラムでした! 

 

 

それから、現地に行かれている日本のファンの皆様、どうか、きちんと現地のルールはお守りください。

一人一人の行動はもちろんですが、集団でやられると、ますます「○○人は…」という形で、評判を落としますので…。

こちら、現地の大会ボランティアをされている、日本人羽生ファンの方からの、惨状報告記事と訴えです。→ クリックどうぞ 

日本の会場で動画はもちろん、写真撮影さえ禁止なのは本当です。