嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

優しすぎるエゴ

2004年11月09日 05時31分37秒 | 駄文(詩とは呼べない)
なんだろう
僕の中に何か硬い物がある

異物感に似ている
掴もうとすると吐き気がしてくる

見つめようとする
潜ろうとする

探り当てようと
捉えようと

唾液が危険度を告げる
舌が信号を発する

何かが
スイッチが
どこかにスイッチがある

引き金を引く他者が居る
爆発する感情がある

怖い

何かが流れ始める

俺が変わり始める

これは──傷つけられたエゴの詰まった本か?
ページを開けば暴力の匂いが
ページをめくれば戦争の話が
ページの最後には終末の悲劇が

俺は逃げる
人に会いたくない
誰にも会いたくない

僕は僕で居たい
助けて
見ないで
誰も来ないで

僕は、僕が傷つくのが怖い
だから僕は、俺になりたくない
俺は僕に優しすぎるから。

終わる事だけ望んで眠る

2004年11月09日 02時02分42秒 | 駄文(詩とは呼べない)
僕が伝えたいもの、
僕が話したいこと、
僕の知っているもの、
僕が隠していること、

どうやら誰にも伝わってないようだ

それは仕方ない。

僕はまだ言葉に出来ていない
もっと言葉を探さないといけない
真理にも真実にもならない
僕だけの言葉を、探さないといけない

僕は眠りの中で何を見ているのだろうか
残された時間について、もう少し考えねば。

明日の朝、起きた時、世界が終わっていればいいのにね。

ハッピーエンドなんかもう見たくない。

廃墟を見る

2004年11月08日 22時06分39秒 | 駄文(詩とは呼べない)
廃墟を訪れる
僕らの思いの欠片が転がっていた

手に取る
少しの力を加えるだけで
パラパラと砂になる

ジッと見つめれば
そこにあるのは僕らが一生懸命だった頃の
煮えた血液が作った火傷の後のような
刻まれた強さだけがしっかりと伝わるのに
熱はもう伝わらない

僕は哀しいのだろうか

(許さない 許さない)

違う、僕は怒っている?

(どうでもいい どうでもいい)

僕は諦めている?

(もういくよ もういくよ)

時の波が、もうそこまで来ている

行かなくちゃ。
でも…

大丈夫、忘れないよ。
僕の痛みだからね。

僕は、いつだって僕のままだ。

寒空の下で君に

2004年11月08日 04時52分10秒 | 駄文(詩とは呼べない)
もし、あの湖も、森も、暖かな陽の光でさえも
全てが空でしか無いのなら、僕は君に会えると思った。

水も花も鳥も、僕にとっては、かけがえの無い害虫で
世界に寄生していて

たった一つ、一つだけ許しをもらえるとしたら
僕は間違いなくこの世界を滅ぼすはずだった

湖の底から浮かんできた怪物は
瞬く間に僕を飲み干し
僕は世界を滅ぼす事ができなくなった

喜びは歌を歌い
切なさは歌を引きちぎる

少しだけ、空を見て
僕は人生を諦める

こんな広い空で
こんな広い地上で
星くずのステージで
精一杯の煌めきで

埋め尽くされた舞台装置だから
きっと僕には壊せない

壊せない
こわせない
作れない

それがいつまでも僕の答えとして響いていた

僕は自分の名前を探してふらふらと彷徨った
どこに行っても僕の名前は無かった

誰も僕を知らなかった
どこにも僕しか居なかった
どこへいってもいつも僕の事しか書いてなかった

だから世界には名前がなかった

名前を付けてくれ──

寒空の下で、君に。

言葉の扉が開く

2004年11月08日 01時21分20秒 | 駄文(詩とは呼べない)
固く閉ざされた殻の中から──

あるいは外から──

感情のバイアスから生まれたヒビから──

世界の亀裂から──

あるいは、今、君の手から

生まれる時の光が
今、全てを照らし出し

丸裸にされた世界を
丸かじりにして味わう為

そして今、この時から
何かを変えるため

言葉は目覚める


目覚めるよ、言葉が

気をつけて、そっと気をつけて
壊れないように、壊そうとするように

瞬く間に覚醒するように

疾風の矢が

世界の時間を創り出すよ

瞼を開いて
両手をかざして
あらゆる方向から

風を感じれば
君の光すらも

今、言葉になるよ

さぁ、言葉になるよ

過保護な呪い

2004年11月07日 23時24分34秒 | 駄文(詩とは呼べない)
もっともっと自分の生を呪う
諦めから振り返る角度で
投げやりから つまづく覚悟で

好きなものは何もない
知っているものは何もない
美しいものは何処にもない

だから願う
だから祈る

突き刺しながら
貫きながら

痛みに祈る

どうか、いつまでも僕であってくれ、と

それだけが、僕の願い

BLOG-FRIENDS#2に参加しますよー。

2004年11月07日 05時43分42秒 | Weblog
やは!
はにゃです。

読者のみなさん元気?
俺はいつものビョーキ。

さてさて、うじうじしてましたが
なんだかんだ言って何人かの人に尻を叩かれて
イヤイヤ…じゃなくて、泣く泣く…でもなくて
ついうっかり予定通り参加する事にしましたん。

今回は今まであまり交流の無かった方も参加するような動きもあるようで!
そこでドドーンとプレゼント…はしませんよ。(俺の脳内うさこさんもあげませんよ?)

そんで参加者の雰囲気を掴むために
作者の方々の過去の自信作をBLOG-FRIENDSにトラックバック打つとか、どうでしょね?
開けてビックリ感重視で雰囲気なんか掴まなくていいじゃん、という方向もありですけどね。

僕は今回は詩は出さずに何か短編小説っぽいのを出す予定です。
ちうか小説書いた事無いのでエセなへんてこ物語になるだろうと思っていますがねぃ。

ちうわけで残り一週間、頑張りたいと思いますのん。
参加者の方々、〆切は守るように!!!

読者の方々、十年後、古本屋へGO!(ありゃ?)

お前、トランプ配りすぎ

2004年11月07日 05時06分29秒 | 駄文(詩とは呼べない)
トレンチコートの隙間から
寒風宇宙な僕だから
タオルを引き裂く地雷より
全てが破れたおばけ傘

とぐろ嫉妬の君だから
椅子に座ってわめくより
ペダルをこいでる寂しさで
メガトン教会二人乗り

俺語と君語の間から
あれげとそれげの深みまで
盲目クレパス重ねたら
明日の空に覚え書き

二人の人生ぞろぞろと
曲がった分だけ真っ直ぐに
前へ前へと意気込んで
スタート三周めがまわる

右手と右手を重ねれば
自爆と自虐が交差する

いまだから、いうよ
どうしてあのとき握手しなかったんだい?

ごねりあん、ごねりあす、ごねりすか!

2004年11月07日 04時53分12秒 | 駄文(詩とは呼べない)
破壊工作員よりもシロアリ工作員が好きな君だから

バナナの皮むき器よりも
スプーン一杯でがらんどうの白さにしてやるぜ

ウォーターベッドの鳴き声も
夏風邪ウイルスな君だから

ピーナッツバターの甘さだけ
やけくそドラッグ煮詰めてやるぜ

地団駄ジダンダじぐざくジダンダ

今、いったい何年なんだよ俺の頭わ!

カウントダウン恐怖症

2004年11月06日 03時32分47秒 | 駄文(詩とは呼べない)
呪いのような感情に苦しめられ
数字だけがカウントされていく

目が潰れても他人を見る事が出来ると言うのだろうか

もっとも痛い真実はどこに潜んでいるだろうか

何かを見つめねばならない
僕が逃げ続けている心の痛みの中心は
今は何処を指しているのか

僕の見つめる心の痛みの棘だけが
僕の言葉にリアルを少し分けてくれる

痛みから目をそらしてはいけない
僕は壁を超えねばならない

僕はもうすぐ死ぬ
言葉だけでも生きるには
何をすればいいだろう

僕は遺書を探している
いつまでも遺書を探している

空の彼方にある心

2004年11月06日 03時15分21秒 | 駄文(詩とは呼べない)
空の彼方にあるものは

親しき君への憧れだろうか

月の光に映るのは

見つめ返す瞳の色だろうか

黒の彼方にある物は

愛は言葉と捨てた誰かの過去だろうか

僕の心はここには無い

僕の心は彼方にしかない

僕の心はここにない

僕の心はどこからどこへ

僕の心は遙かな時へ

君が見てくれなければ

言葉もきっと死ぬだろう

君が死んでしまうなら

僕も何かを失うだろう

見てくれ

僕を見てくれ

誰か僕を見つけてくれ

言葉を生み出すのに感情は必要不可欠だ

2004年11月05日 21時47分33秒 | 駄文(詩とは呼べない)
だけど感情は薄まったり揺らいだりする
反射的な言葉ではなく
発生的な言葉を生み出す背景には
どのような強い感情が必要なのだろうか

怒り?
哀しみ?
痛み?
憎しみ?

怒るほど大事な事は最近何もない
哀しむほど大きな喪失もまた、身近にない
痛みは生きる事自体が痛みのようなものだ
憎しみは半年ほど前から奥底で揺らいでる

僕は世界を憎んでいるのだろうか

何かを、書かなければならない。
遙かな他者へ向けて。

涙を流さないのなら 俺の目は汚れたままだ。

2004年11月05日 21時11分12秒 | 駄文(詩とは呼べない)
死ぬのが怖い。

自分を嫌いなまま死んでいくのが怖いんだ
たとえ孤独になったっていい
俺は人の心を変える言葉が欲しいんだ

俺は今よりもっと孤独になってもいい
人の心を革命する言葉が欲しいんだ

最後に独りで死んでいけるように
誰かの孤独を喰いたいんだ

奇跡の言葉が欲しいよ
たとえ俺の心が真っ暗闇でも
世界を照らす光が欲しいよ

光を探さなくちゃ。