元旦の朝、実家に出かけようとして、戸口に行くとコトンと音がして、壁際に積んだ荷物から紙袋が落ちました。
中を覗くと、ソウルから帰って以来、ずっと探していたデジカメ(GRデジタルⅡ)の充電器が出てきました。小さな卓上三脚も入っています。
思わず『やった、お年玉だ!』と思いました。最近(ずっと以前から?)ものが良く消えるのですが、決して無くなったのでは無く、記憶から消えているだけで・・・、と言うよりは、どうも一次記憶で止まっていて、脳にインプットされていないようです。
目には、机の上に置いてあった姿が残っているのですが、それ以降の記憶が無いのです。
と言う訳で、元旦から「人間の記憶のメカニズムが、歳をとるに連れてどう変化するか?」と言う深遠かつ切実な問題を考えて居たのですが、フト周りを見ると状況はそれどころではなく、この引越し荷物を何とかしないと、5日からの仕事が始められません。
「まったく、大変なことを始めてしまったな~!」と思いつつ、この荷物の中にもお年玉が眠っているかも知れないと、歯を食いしばりながら(それにしてもODA-SANのマンガは面白かったな・・・)後片付けに精を出す新春の日々です。