Zen禅

心理学に基づく坐禅の研究-心の風景を眺め、流れていく気持ちの音を静かに聴く(英訳)

坐禅の科学的な根拠②-Scientific evidence of zazen②

2016-12-22 | 坐禅

先週投稿した『坐禅の科学的な根拠』ブログ記事が

My last week blog entry titled 『Scientific evidence of zazen』

多くの人に読まれ反響があった。

-was read by many people and had responses.


私は、ブログ読者やフェイスブック閲覧者達は

I thought that readers on blogs and Facebook,

見て楽しむ話題ばかり好きで、

-they only like subjects that visual entertainments,

哲学や思想といった堅苦しい関連はアウトだと思っていた。

-solemn-related such as philosophy and ideology were outrageous.

がしかし、学者の坂田忠良(Tadayoshi Sakata)さんのサイトを発見し、

However, ever since I discovered the scholar Tadayoshi Sakata’s site,

 

http://www.sets.ne.jp/~zenhomepage/brainscience2.htm

 

彼の学説を引用したことにより、思わぬ展開が訪れた。

-by quoting his theory, an unexpected opening came.


今までの人との関りでは全く持てなかった

I never had in my relationship in past such as,

周波数音楽を創作する人、

-people who create Frequency music,

ペット愛情家や幸せな食べ物探究者など間接的ではあるが

-pet lovers and seekers for happy foods

-who are related even though indirectly ways,

新たな関りが始まったのである。

-the new kind relationship is begun.


また、坂田名誉教授様から頂いたメールから

Also, the received Mail from Emeritus-professor Sakata,

私の誤字や入力ミスについて、

-those my typing errors and typos,

私自身が気づくまであえて指摘しない『待つ』ことの

大切さを感じさせられた。

-he has not yet warned till I noticed so he let me felt

-the importance of “Waiting”


また、小田エリスさんが扱う周波数音楽を

To add, about mentioning Ms. Oda Elis’s Frequency music

受波数だと書いた入力ミスにも細かく注意されなかった。

-I miss-spelled the word but she didn’t warn me to be in detail.

これらが正に心の大きさだろう。

These are exactly the scale of mind.


以下は、坂田名誉教授の学説論文の中で

Above quotation is a part of Emeritus-professor Sakata’s thesis paper,

禅と脳科学:その2(2.27)の部分を引用し訳した。

I translated Zen and brain science: Part 2 (2.27)

 

2.27  坐禅は安楽の法門なり
        脳内麻薬β・エンドルフィンの分泌とストレスからの解放

Zazen be a code-guidance to be comfort

Narcotic Beta-Secretion of Endorphin and releasing from stress


坐禅中の安らぎと安楽感(or快感)は、

During zazen, relaxation and comport feeling (or gratification) are,

快感・鎮痛作用を持つ脳内麻薬β―エンドルフィンの分泌と

A10神経(快楽神経)の活性化と関係ある。

-related with activation of A 10 nerve (pleasure nerve) and the secretion of-

beta-endorphin secretion which has affectioning gratification and analgesia.

腹式呼吸をすると視床下部から

By practicing abdominal breathing at the hypothalamus-

脳内麻薬β―エンドルフィンが分泌されることは

 -secreting brain narcotic which is beta endorphin-

呼吸の科学で明らかになっている。

-clarified by the science of respiration.

β―エンドルフィンは呼吸の抑制作用を持つ。

Beta-endorphin has suppressive effect on respiration.

実際禅定に入ると呼吸はゆっくりとなる。

zazen gets into steady in dynamically the breathing becomes slow down.

これはβ―エンドルフィンの持つ呼吸抑制作用によると考えられる。

This is considered by the suppressive effect of respiratory which is beta endorphin.

坐禅中の脳波にリラクセーション時と同じ

α波が現れることもこの考えを支持する。

It also supports the idea that alpha waves appear as same as

-appearing during relaxation in brain waves while doing zazen.

β―エンドルフィンはA10神経(快楽神経)を活性化し、

Beta endorphin activates A 10 nerve (gratification nerve)

ドーパミンを分泌し快感と覚醒を生むことは知られている。

-also, known to secreting dopamine that producing pleasure and awakening

禅を<大安楽の法門>とする考えはこのメカニズムで説明できるだろう。

With this mechanism, can explain the idea of Zen

 

注*上記の文には図が添付されていますが、ペイジーの制限上載せられなかったので

     感心がある人は本文中にあるリンク先で確認してください。

Note* Although the figure is attached in the above article but I couldn’t paste

          Because of the limit page, if someone interested in the text,

   please click the URL.

          http://www.sets.ne.jp/~zenhomepage/brainscience2.htm

 

Comments (3)    この記事についてブログを書く
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3 Comments

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Unknown (Eric)
2016-12-23 11:06:52
I enjoyed your scientific explanation for the effect on the brain from respiration during Zazen Meditation.
返信する
Unknown (タキー)
2016-12-30 09:20:43
坂田忠良さんのサイト紹介くださってありがとうございます。
まだ一部分しか見てませんが、彼が黄檗宗(おうばく宗)の黄檗希運禅師の言葉を引用してたので、南ブログ@意味付けの問題で「アンチテーゼ」@12-26,04:34:46に転載してみました。

遺産の理解では、道元師は理論先行であるが黄檗師は実践先行(=実践さえすれば法は無用的??)という事で「まあいいか、突っ込むのはや~めた」的な感じとなりました。
ただ私が思うには、「念々無相、念々無執着」は「生」がある限りほぼ不可能、多少少なくなればいい的な状況なのかなと思いますね。「死」を気にしなくなるけど生のエネルギーも同時に無くなる感じもあって難しい処です。
実際現代人が坐禅で達したい境地って黄檗希運師とは少し違う気もしていますけどね、どうなんでしょう??
返信する
生と死のエネルギー (hasunohana1966)
2016-12-30 12:54:07
『黄檗宗(おうばく宗)、黄檗希運の言葉;
修行者が戒めなければならないのは「成ずべき仏や得るべき法、修すべき法がある」という思いである。
この思いが在る限り道から離れてしまう。
念念無相、念念無為であるのが仏である。
修行者がもし仏になりたいと欲するならば、一切の仏法を統べて学ぶ必要は無い。
ただ無求無執着を学びさえすれば良いのだ。
求めることが無ければ心は生起しない。
また執着する事が無いならば心は消滅することもない。
これが〈不生不滅〉ということであり、仏にほかならない。
~~、もともと法というものは一切ない。その法にたいする幻想から離れる事こそ法である。
それ(離れる事)を知っているのが仏である。一切の煩悩から離脱しさえすれば得るべき法など一つも無いのだ・・・』この部分を読んでた時は、私と全く無関係なお偉いさんの引用にすぎないと思って素通りしましたので、まさか私のブログ引用と関わっていたとは無知の無知でした。
私は、実際自分が実感でき全体を把握できていない知識分野には、議論しないかできなかであまり、討論できません。
生と死は、宇宙の摂理でバランスが取れていて、死体はあっても死は無いと思っているところです。
死は記憶の中で存在する煙のようなものだと解釈しています。
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