撮影月日:2015/03/14(土曜日) 14:00過ぎ
撮影場所:石垣島林道嵩田線の北側の道、東を向いて撮影
久しぶりに晴れたので、午後でしたが出かけました。
運良く持参していた非接触型のレーザー温度計で路上の温度を計測すると、なんと30℃だったのには驚きました。
林道嵩田線では東端から西端まで見つからなかったので、一つ北側(名蔵ダム寄り)の道路を東進して引き返す途中で見つけたものです。GPS地図(右側)と共に御覧下さい。
40~50cmと小さいカンムリワシですが・・・・
- あとで、歩幅を数えると25歩、つまり0.6mx25=15m程度の水平距離、5mくらいの高さの枝にとまっていたのを発見。
- じっとこちらを見ていたので、撮影を開始しました。精悍なまなざしは魅力的なものですが、日常生活に追われている人なら、気付かずに通過するのかも知れません。尤もそんな人がこういうところを通るはずは、ありませんか(笑)。
- いつも考えることですが、「私はあんたに危害を加える意図はないので、どうか静かに撮影させて下さいね」と語りかけております(笑)。
それでは、小さなカンムリワシの発見がどれほど困難かをご理解いただくために、徐々に近づく4つの静止画像を用意しました。
雨が続いたので、カンムリワシもエサに苦労したことと推察します。こんな日には、トカゲやヘビやカエルが、林道にゾロゾロと出てくるもので、それをしっかり見守っていると思われ、邪魔にならないよう早々に退散しました。
まぁカンムリワシが、トビのように雑食へと進化?すれば、
つまり、現在、海に囲まれた石垣島や西表島のみに棲息していますが、「魚」も食べるようになれば、おそらく絶滅危惧種にはならず、もっと数が増えるのではないか、とも思いますが・・・・。
そのためには、トビが身につけた技術「タッチ・アンド・ゴー」と同じく、飛びながらエサを足でつかめるようにならないと無理でしょうか。
さらにそうなれば、無数に大繁殖しているカラスとエサの競合が始まるのかもしれません。カラスは、ゴミあさりから路上の栄養ドリンク瓶やミミズなどの死骸もこすり食べる雑食で有名であり、電線上のみならず空中でも、雑食性のトビと、音はしませんが激しいケンカをしております。
集団で自分よりも遥かに大きいトビに立ち向かっていくのですから、トビより小さいカンムリワシなら、人間の開発よりももっと手強いカラスという敵との縄張り争いで、今以上に悩まされることになるかも知れませんが。