カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

存命中の高齢者

2015年03月27日 08時22分38秒 | 社会

桂米朝が先日〔2015/03/19〕89歳で亡くなったので

急に高齢の有名人が気になり始めました。

余り関心のない分野の人の場合、死亡済みなのにまだ生存中だと思っていたり、生存中なのに死亡済みだと思ってしまうことが、世間一般に勘違いとして見られます。

以下では、ご存命であることを一応確認しながらも、すべての人を網羅すること名でできませんから、あくまでも気が付いた範囲の高齢者、それもほんの一部だけを取り上げたものです。

寿命のある人間のことですから、近い将来、自分も含めこれらの人たちの訃報を聞くことになるかも知れませんね。

なお〔 〕内は、単純引き算による2015現在の年齢でして、生まれた月日を考慮したものではありません。 


1920年生まれ〔95歳〕

原節子

もう誰もが御存知(のはず)の絶世の美女、原節子。

正直に言って、私は詳しく存じませんが、国民的アイドルだったのが43歳で突然引退したまま、表に出ることなく神奈川県で静かに過ごしていらっしゃるとのこと。これだけ聞いても立派ですね。

もちろんボロボロになるまで現役という野村流も立派だし、読売が私物化して利用され続ける長嶋流も立派ですが・・・・

その1 その2 


1922年生まれ〔93歳〕

南部陽一郎

御存知2008年ノーベル物理学賞の受賞者で、東京都生まれ、福井県生育ちで、今はアメリカ国籍。

この年は、ノーベル物理学賞〔南部陽一郎・小林誠・益川敏英〕、ノーベル化学賞〔下村脩〕と合計4人が受賞し、にぎやかでしたね。

その1 その2

ドリス・デイ

日本でも「ケ・セラ・セラ(Que Sera, Sera)」などでおなじみの米国の歌手。 


1923年生まれ〔92歳〕

李登輝

台湾の政治家。旧日本時代~独立台湾の指導的な政治家でした。

中国共産党は、日本と国交を結ぶ代わりに「日本が台湾と国交断絶せよ」と、ど厚かましく要求。

結局その言い分を呑んだため、その後も日本と台湾とは民間レベルでの交流だけになり、李登輝の来日時には常に中国共産党がわめき散らしたもの。もう目も当てられない中国の末期的症状でしたが、そういえば、その末期的症状もけっこう長いですね(大笑)。

その1 その2〔2014年02月24日インタビュー記事〕 

ヘンリー・キッシンジャー

ドイツからアメリカへ亡命したユダヤ人で、アメリカ政府高官もつとめ、米中和解を画策したものの、功罪ある人と評価する人もいます。

その1  

外山滋比古

名著「知的創造のヒント」などで知られている明哲な人で、無数の著作がありますね。

その1 その2 


1924年生まれ〔91歳〕

京マチ子

黒澤監督の「羅生門」などで印象に残っている女優。

その1 その2 

村山富市 

自社さ連立政権で社会党委員長として内閣総理大臣〔任期1994-1996〕を勤めたことが、記憶に残っています。

ただし村山は、先日も「植民地支配の歴史は否定できないと感じた」と言っているらしいのですが、日本人の誰も「歴史を否定」しておらず、「中国・朝鮮半島の独善性を否定」しているだけではあ~りませんか(笑)。

しかし中国・韓国には、自分の独善性を否定されると「歴史を否定した」と論理をすり替える狡猾さがあり、村山が高齢になっても、そんなヒステリーを起こす不可解な中国・韓国にすり寄って「立派そうな人格」を演じているように思われます(笑)。

むしろ「歴史を否定しているのは中国・韓国」だと考える人が多いと思いますよ。その証拠に、

      • 中国では文化大革命〔1966-1967〕や天安門事件〔1989〕についての言論統制をしていて、今でもこれらに触れると逮捕・拘束して、歴史を隠蔽・捏造しています。
      • また韓国では、韓国軍兵士のベトナム戦争時の蛮行が報道されるや、退役軍人が報道機関に殴り込みをかけるくらいですから、もう社会全体が自分の都合のいいことしか認めないという歴史捏造に邁進(まいしん)しているからです(笑)。

このように自分が歴史を捏造しておきながら、平気で日本に対して「歴史に学べ」「歴史は変えられない」と叫ぶとは、落語のようにおもしろく、あきれて開いた口がふさがりませぬ(笑)。

まぁ村山は悪い人物のようではなさそうですが、広い視野で公平に物事を判断できる素質がある、ようには見えません。

中国・韓国は、今は存在しない社会党の自衛隊合憲とか日米安保堅持の政策ではなく、自分に都合がいい「歴史認識」だけにヨイショしているような印象です。

誉めると調子に乗って暴論をはき、異論を唱えるとヒステリーを起こす、これは一体どこの国でしょうか(笑)。 

その1 その2 

ジミー・カーター
パレスチナ国容認に傾いた民主党の米大統領でしたがユダヤ票を失いました。今同じようにオバマ大統領の期間に米国とイスラエルが最悪の関係に陥っていますね。私はアメリカがイスラエルべったりでいると永遠に中東に平和は訪れないと考えており、イスラエルの独善性を戒めるものがいないかと期待していたところです。
その1   

1925年年生まれ〔90歳〕

4代目桂米丸(1925/04/06- )

現在の日本の落語界では、現役落語家として最長老でしょう。とはいえ私は、この人の落語には、ほとんどと言っていいほど興味がありません。というのは若い頃から漫談のたぐいに過ぎなかったからです。

また「」という字ですが、丸(よねまる)、長(よねなが)、沢(よねざわ)、など「よね」と読ませることが多いですね。

よって人間国宝だった桂べいちょう)でさえ、落語を聞いたことがない人なら、ついうっかり「よねとも」と読んでしまうのです。ここには源頼(よりとも)に引きずられて「」を「とも」と読んでしまうというおまけがついています。

では上方落語界では「」を常に「べい」と読むかと言えば、桂米朝の実子で五代目桂團治(よねだんじ)〔旧名は桂小朝(こべいちょう)〕、小(こよね:枝雀の旧名)ように「よね」と読むことがあります。

地名では原(まいばら)ですし、新(しんまい)、新潟(にいがたまい)もありますね。あ~ぁ、分らないものです!

その1  

2代目笑福亭松之助(1925/08/06- )

上方落語界では最長老。

5代目笑福亭松鶴(しょかく)という噺家がいました。その弟子になったのが実子の6代目笑福亭松鶴(1918-1986)、そのあと弟子になったのが2代目笑福亭松之助。

この2代目笑福亭松之助〔本名:明石徳三〕の弟子が笑福亭さんまで、後にタレントして売り出すときに本名の「明石」をとり、明石家さんま、としたのでした。今でも何かの挨拶をするときに「さんまの師匠の松之助です」と言っています。

その1  

江崎玲於奈(えさきれおな)

昨年2014年、青色ダイオード関係で3人のノーベル物理学賞受賞者が出ましたが、江崎玲於奈(東大阪市生まれ)が1973年に「ダイオード」でノーベル物理学賞を受賞しており、いわば同じ半導体分野での大先輩でした。

ただし同じ大阪府であり同じ「江崎」なのに、江崎玲於奈(えさき)は大阪市の江崎グリコ(えざき)とは関係がないらしい(笑)。

なお2013年に日本最高気温を記録したとされる四万十川上流の地名は「江川崎」であり、まちがわないやうおねげ~しますだ(笑)。

その1   


1926年生まれ〔89歳〕

エリザベス2世

現在の英国女王ですね。日本の平成天皇82歳・美智子妃81歳も共に80歳代ですから、元気そうに見えても、これだけはわかりません。

その1 

渡邉恒雄

時代錯誤の人物でした。一場に関連して金銭を渡したとして読売球団のオーナーを辞任しましたが、老兵はふたたび読売球団最高顧問として復活したらしい。まだ現役なら、これこそ老害そのものではないでしょうか(笑)。 

その1  

菅井きん

「ムコどの」でおなじみの中村せんも、そんな年になりましたか(笑)。

その1