古代中国の賢人、老子が、「政府が余りにも細かく禁止事項を増やすと民はずる賢くなる」と述べたと紹介し、中国共産党にそっくりだと述べました。
「金英蘭法」が閣議通過、立法予告から1年ぶり 処罰基準は緩和
いくばくかの良心があったのでしょうか、韓国でも3年前に、「1年も前」から予告されていた汚職撲滅法が、ようやく韓国の閣議を通過したようです。
「金英蘭法」すべての関係が『冬の王国』のように凍りつくだろう
3日、国会は金英蘭(キム・ヨンラン)法を採決に付し、在籍議員247人のうち賛成226人、反対4人、棄権17人で可決した。
施行まで1年6か月その間にまた改正されるかも・・・・・:韓国 毎日経済新聞MKニュース 2015-03-04
1年半前のニュースで
施行は1年半後の今年2016年9月28日から施行されるようです。
しかし残念ながら、まず運用上の問題があり、骨抜き法になるのではないか、と思われます。
韓国社会から「汚職」を取り去っていいのでしょうか。
そんなことなど、あり得ないのです。ちょうど中国で、「汚職を撲滅するために汚職を使う」のですから(笑)。
「汚職」なんてどこにもありますが
とりわけひどいのが中国・韓国であることは、誰もが知っています。もう社会の「常識」と化していて、非効率の典型とされています。パナマ文書でもこの種の不正に取得した金の行方が問題になっています。
韓国の政治圏・市民団体「出身学校差別禁止法を作ろう」
なにもかも「平等」でなければ気が済まない人たちもいるみたいですが・・
社会構成員たちの出世に対し、法的に平等な機会が与えられるべきなのは言うまでもありませんが、結果まで平等になるわけではありません。:シンシアリー 2016-08-01
平等な機会は大切な概念ですが、結果の平等まで求めてしまうと、すべてのことに平等を求めるあまり、統一全体主義国家になってしまうでしょう。
運動会での競走をやめて「一緒に手をつないでゴール」という麗しい光景が見られたこともありましたね。
それぞれの分野ごとに人の才能は違うものであり、妙な競争はいけませんが、「競争」そのものを否定してはいけないでしょう。もしもどうしても格差が避けられない場合には社会福祉を充実させる、これが常道だと思います。
競争そのものを否定する人は、「すべて同じでなければならない」という「妙な信仰」にとらわれていて、それが「絶対的に正しい」と信じて疑いません。
共産主義国にみられた通り
ほんの一握りの労働貴族が富を独占して支配する国になり、庶民は、何をしても、何もしなくても、全員が平等だとなってしまいます、見かけ上は!
こういう国で「医療費は無料」とされ、実体を知らない人たちが「これぞ理想の仕組みだ」とするのですが、何のことはない「形式程度の医療」だけが無料であり、ごく普通の意味での医療を受けようとすると「別途、支払が必要になり、高額になる」のです。こんな国で医術が進化するはずがなく、経済格差がより激しくなるのは、目に見えています。一部の人だけが恵まれている好例です。
こうなれば、社会の活気を奪い競争力を減らす方向にしか作用しません。
- 社会の活気がなくなると、あとは国家ぐるみの隠蔽工作しかありません。かくしてロシアでは、薬物依存とその隠蔽工作にしか興味はなくなり、誰も抵抗しないようになるのでした。
- ロシアの次に狙われるのは、もちろん中国ですね(笑)。さてさて今回のリオ五輪で、中国選手から薬物違反がでなければいいのですが・・・・・・。
どうやら、老子の言っていたことは正しかったようです。
中国が「孔子が相談しに行ったとされる」老子を高く評価することは、絶対にないでしょう。
中国共産党は、支配者に都合のいい儒教を編み出した「孔子」をお手本に、ノーベル平和賞に対抗すべく「孔子平和賞」なるものを編み出しました。
そしてこれは、当然のように、名前倒れになっております。
今回
金額を設定したワイロ禁止法をつくるなど、あまりにも政府が細かくやり過ぎると、老子が言ったとおり、国民はよりずる賢くなるだろう、という老子の予言は、当たるでしょう。
繰り返しますが、「まずは韓国人の民度をあげること」から始めませんか。これをしないで法律で禁止しても、ほとんど意味がないどころか、その社会はますます巧妙に法律の裏をくぐり抜けるように「発展」すると思います。
さてさて、皆様はどう思われますか。