もう終盤も終盤、2016/8/8の記事に続いて前回2012年ロンドン大会とメダル数を比較しておきましょう。
現在のメダル数の出典はこちら。
まだ少し残っているので、最終的にはどうなるか分りませんが、アメリカが金メダル数やメダル総数において今回も前回も圧倒的に多いのは間違いのないところ。
上位に限って言えば、上昇したところをみますと
すでに順位が前回を越えているのは
- イギリス(前回は開催国だった)
- ドイツ
- 日本
- オランダ
すでに金メダル数が前回を越えているのは
- ドイツ
- 日本
すでに総メダル数が前回を越えているのは
- 日本
上位に限って言えば、下落したのは
順位が前回を下回っているのは
- 中国・・・・・・まだ上位と僅差ですが
- ロシア・・・・・・薬物隠蔽で出場者が減少した為か
- 韓国・・・・・・大きく順位を落としています
金メダル数が前回を下回っているのは
- 中国・・・・・・前回の半分くらいと大幅に下落
- ロシア・・・・・・前回の半分くらいと大幅に下落
- 韓国・・・・・・前回の半分くらいと大幅に下落
メダル総数が前回を下回っているのは
- 中国
- ロシア・・・・・・前回の半分くらいと大幅に下落
- 韓国
やはり
薬物違反で出場者数が大幅に減少した影響で、ロシアの衰退が顕著です。
今の世の中で、なぜロシアと中国が問題児なのか、そして今回のリオ五輪ではロシアと中国が大幅に衰退したのは、なぜなのか。考えてみる価値がありそうです。
日本に関しては
レスリング・卓球・バドミントン・柔道などの分野で活躍できたのですが、東京オリンピックが2020年に決まったからではなく、地道に努力してきた成果でしょう。
4年後の地元開催「東京五輪」では、さらなる発展が期待されます・・・・・・と月並みなことを述べておりますが、これ以上はいかないだろうという悲観論もありますね。
リオ五輪直前の特集番組などを見ていると(あまり見ていませんが)
どの分野でもメダル獲得する、という前提で盛り上げようとしますが、五輪が終わってみればがっかりすることが多いのですが、今回は意外な分野で活躍が見られました。
まだ終わったわけではありませんが、次回2020年オリンピック東京大会を迎えるにあたって、幸先よい出足と言えましょうか。
さてさて、皆様はどう思われますか。