カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

リオ五輪メダル数比較

2016年08月19日 13時33分35秒 | スポーツ

もう終盤も終盤、2016/8/8の記事に続いて前回2012年ロンドン大会とメダル数を比較しておきましょう。

現在のメダル数の出典はこちら


まだ少し残っているので、最終的にはどうなるか分りませんが、アメリカが金メダル数やメダル総数において今回も前回も圧倒的に多いのは間違いのないところ。

上位に限って言えば、上昇したところをみますと

すでに順位が前回を越えているのは

    • イギリス(前回は開催国だった)
    • ドイツ
    • 日本
    • オランダ

すでに金メダル数が前回を越えているの

    • ドイツ
    • 日本

すでに総メダル数が前回を越えているの

    • 日本

上位に限って言えば、下落したのは

順位が前回を下回っているのは

    • 中国・・・・・・まだ上位と僅差ですが
    • ロシア・・・・・・薬物隠蔽で出場者が減少した為か
    • 韓国・・・・・・大きく順位を落としています

金メダル数が前回を下回っているのは

    • 中国・・・・・・前回の半分くらいと大幅に下落
    • ロシア・・・・・・前回の半分くらいと大幅に下落
    • 韓国・・・・・・前回の半分くらいと大幅に下落 

メダル総数が前回を下回っているのは 

    • 中国
    • ロシア・・・・・・前回の半分くらいと大幅に下落
    • 韓国

やはり

薬物違反で出場者数が大幅に減少した影響で、ロシアの衰退が顕著です。

今の世の中で、なぜロシアと中国が問題児なのか、そして今回のリオ五輪ではロシアと中国が大幅に衰退したのは、なぜなのか。考えてみる価値がありそうです。

日本に関しては

レスリング・卓球・バドミントン・柔道などの分野で活躍できたのですが、東京オリンピックが2020年に決まったからではなく、地道に努力してきた成果でしょう。

4年後の地元開催「東京五輪」では、さらなる発展が期待されます・・・・・・と月並みなことを述べておりますが、これ以上はいかないだろうという悲観論もありますね。

リオ五輪直前の特集番組などを見ていると(あまり見ていませんが)

どの分野でもメダル獲得する、という前提で盛り上げようとしますが、五輪が終わってみればがっかりすることが多いのですが、今回は意外な分野で活躍が見られました。

まだ終わったわけではありませんが、次回2020年オリンピック東京大会を迎えるにあたって、幸先よい出足と言えましょうか。

さてさて、皆様はどう思われますか。


中国に関する醜聞 128 盗難と善意

2016年08月19日 04時59分28秒 | アジア

本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。


 万里の長城、3割が消失=風雨やレンガ盗難が原因―中国

【北京時事】中国の世界遺産である「万里の長城」が風雨による浸食や人為的な損壊などの影響を受け、明朝時代に建設された全長約6260キロのうち、3割近くに当たる1962キロを既に消失していることが分かった。中国メディアがこのほど、国家文物局の調査結果として報じた。時事通信 2015年6月30日 


中国メディアが伝えたそうですね。

中国共産党支配下にある中国メディアが自国の恥部を報道するなんて、以前には考えられませんでした。

少しずつではありますが中国は変わってきたのでしょうか。いやいや、それは表面的な動きに過ぎない、とおっしゃるかたもいるでしょうね。

ただし

中国が、もしも変われるとするならば、というかなり強引な仮定の上で申し上げますが、この動きが実効あるものとなるには、少なくとも100年はかかるでしょう。今までの歴史をみていると、そんなに早く中国が変われる「はずがない」、これは断定できそうです(笑)。

これは、「政府が細かくなりすぎると、民衆は政府さえあざむこうとする」という原則にのっとっております。この結果、細かくなりすぎた政府には、崩壊する運命が待っております。

万里の長城のレンガ持ち去りに関連しますが

盗んで持ち帰り、記念品にするのか、それとも自宅のリフォームに使うのでしょうか。いずれにしても、情けないことこの上ありませんね。

もちろんですが、中国共産党政府としては、軍事費がもっとも大切。こんな万里の長城の修復などに費用を費やすことはあり得ず、なんだかんだと「もっともらしい」口実を設け、放置するままでしょう。たとえば、「風化した城壁にこそ歴史的価値がある」、などとして・・・・・・。

レンガを盗む側からすれば、万里の長城の一部が欠けると、観光客が違和感をもつだろう、などと考えることはありません。監視が緩いと見るや、盗めるものはすべて盗むのが正調中国節であり、盗めるか盗めないか、緊張感をもって生きてゆくのが中国人として正しい姿勢なんでしょうね。

こんなところから

  1. 尖閣諸島付近で話し合いを拒否し武力奪還をねらってうろつく動向や
  2. 南沙諸島・西沙諸島あたりで周辺国や世界各国の非難にもかかわらず埋め立てを強行したり軍事拠点化しないと言っておきながらこっそりと軍事拠点化を進めるなどの無数の「不誠実」「不法行為」を続ける

という中国の背景が分ってきますね。こういうことは、普段の中国人の動きをみていないと、不可解すぎて分かりづらいものですが、万里の長城事件が分る人には、自明のことなんですね。

日本の鳥取県大山(だいせん)では

一木一石運動で、登山する人に「小さな石を頂上へもちこむ運動」を呼びかけています。

中国万里の長城のレンガの盗掘とくらべて、なんという違いでしょうか。

一方では、監視が手薄だとわかると平気で「公共」の財産を盗む人がいる中国。

一方では積極的に山を保護しようと試みる大山町。

もちろんそれだけで中国よりも日本が立派だと言うわけにはいきませんが、それにしてもあまりにも多すぎる中国の「低民度」現象を嘆く人は多いのです。

さてさて、皆様はどう思われますか。