カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

ブラジルの醜聞04 強盗・盗難など

2016年08月09日 13時36分56秒 | 海外

リオデジャネイロ(ブラジル)五輪も序盤が進行中。

それでも結構いろいろな事件・事故が起っております。


リオデジャネイロ五輪のチケットの売れ行きが、4年前のロンドン五輪の水準を大きく下回っている。チケット料金はロンドンの半額程度であるにもかかわらず、現時点で販売されたのは全体の82%で、完売したのは5日の開会式のみとなっている。:ロイター 2016年8月8日

ようやくオリンピックのチケット関係で報道が出始めたようです。

完売しているのに観客はまばらというのが日本ではよく見られ、これが大会運営者による組織への強引な割り当て販売だろうとされています。割り当てられたほうが完売しなければただ同然で従業員に配布しようとするため、完売したという割には、観客が入っていないのですね。

ブラジルの場合、もともと開催自体に問題があるため派手な宣伝もできず、売れなければ売れないで、そのまま正直に公表したのでしょう。見て分りますからね(笑)。 


五輪開催中のリオ、ポルトガル閣僚が強盗被害

afp 2016年08月08日 

自転車競技を視察の教育相が、男にナイフで脅されたとのことで、すぐに犯人が逮捕され、全て持ち物が返されたということです。 


フィリピン人記者が宿舎で現金盗まれる/リオ五輪

産経新聞 2016年8月6日

取材でリオに来ていた記者2人が、それぞれ3~5万円を盗まれたとのことです。

多分、犯人はホテル関係者でしょう。 


強盗に襲われたロシアの副領事が犯人射殺 選手村近く/リオ五輪:産経新聞 2016年8月5日 

こちら、もっと手荒なロシア人は、襲った犯人の銃を取りあげて射殺したようです。暗殺や毒殺など得意な国のようですから、他国とはかなり様子が違いますね。 


開始前からは、治安の問題や準備の問題が取りあげられておりましたが、開始後でもまだ間がないというのに、様々な事件が起っています。

これ以上大規模なテロが起らないようにしてもらいたいものです。

さてさて、皆様はどう思われますか。


ブラジルの醜聞03 黒魔術

2016年08月09日 01時18分59秒 | 海外

ブラジルで長く信仰されているのが「黒魔術ポルトガル語:magia negra)」らしいですね。

ブラジルでは、このアフリカ起源の「黒魔術」を、信仰する人もいたり、危険視する人もいるようです。

ただし、ある意味では、多様性を認めている社会に好感をもちます。それは中国・韓国の「非多様性」をあまりにもしばしば見てきたからかも知れません。

問題は、詐欺・犯罪を放置していると、ちょうど中国のように、手がつけられないほどの腐敗社会になってしまうことです。ブラジル社会で果たして、詐欺や犯罪を取り締まることが可能なのか、心配です。

日系人のある人は「黒魔術」のことを「のろい」として排除しています。

私にとって、ブラジルの「黒魔術」は

日本にも古代からあったらしい御霊信仰(ごりょうしんこう)や怨霊信仰(おんりょうしんこう)を思い出させます。祇園信仰(ぎおんしんこう)などもありましたね。〔Wikipedia

ワラ人形と五寸釘という言葉が残っていますが、その証拠になるのかどうか、京都には「釘抜き地蔵(くぎぬきじぞう)」が、東京には「とげ抜き地蔵」があります。どっちがまだマシかは、皆様におまかせします。

まぁそういった「信仰」だけならば、まだいいのですが、信仰にはつきものの「犯罪性」を帯びてくると、これはいけません。

広い意味での「信仰」が現実に存在し

そして時代と共にその虚構性・欺瞞性が暴かれてきました。

しかし、いつの時代になっても「信仰に頼るしかない」こともあるに違いありません

問題は、その「頼り方」の度合いでして、「完全に信仰させ」て大金を巻き上げる、という悪質業者が後を絶たず、これが犯罪として摘発されるため、イメージとしては悪い方に属すると思います。

悪意に解釈すると、ブラジルという階級社会では

  • 強者が弱者を搾取するだけではなく
  • 黒魔術の関係者がある種の人たちを搾取している

のでしょうか。

弾劾裁判を受けつつあるブラジル大統領が悪に染まっているのかも知れませんし、同時に、大統領を裁こうとしている人たちが悪に染まっているのかも知れません。

さてさて、皆様はどう思われますか。