たいした話題ではありませんが・・・・・・芸能人のタモリの
「子役が誰彼かまわず『お疲れ様です』といって回るのはおかしい」
との発言が話題になっているようです。
この手の「言葉づかい」に関して、私は次のように考えています。
- 学校時代はもちろんのこと社会人になって企業で仕事をするようになってからも、ちゃんとした日本語教育を受けたことがない人が、30~40歳台になって若手を教育する立場にたったとき、間違った教育をする。みんながそうしているのだから、何も間違ってはいないと信じて。
- これは、テレビで芸能人が使っている「怪しげな言葉」を視聴し続け、次第にそれが「正しい日本語だ」と勘違いしたまま、それを新人教育に使う。
- これには企業の差があまり見られず、よって若い人たちは、「そう教えられた」ことを指摘されて意外に思う。
これは韓国や中国でも、見られました。
政府の都合で歴史をねつ造し、小学校の頃から「国是」としての「反日」をたたき込まれ、何の違和感もなく「そんなものだ」と思って成長しますが、大きくなってから国外に出てみて、中には「そう教えられた」ことを指摘されて意外に思い、「どうやら今まで詰め込まれたことは間違っているらしい」と気づく人が出て来るのに、似ていますね(笑)。
「お疲れ様です」の不適切な使用例ですが
- 先輩が仕事をしている前を、先に帰る新人が「お疲れ様です」と言って通り過ぎること
- 芸能界で子役があいさつがわりに「お疲れ様です」を連発すること
言葉は時代と共に変わる、とも言いますが、明かな間違いは間違いとして指摘しておかねばなりませんね。
関連するサイトは以下です。
- タモリ「お疲れ様禁止」〔週刊ポスト2015年8月14日号〕
- 社内ビジネスマナー30の基本〔悩み解決・幸せ生活向上サイト〕ここでも、ねぎらいの言葉は「お疲れ様」で統一する、と妙なことを主張しております。
そういえば今放送中のリオ五輪中継でも、試合を終わったばかりの選手がメディアのコーナーを通りかかってインタビューを受けますが、次のようなやりとりがみられます。
(記者)お疲れ様です。
(選手)お疲れ様です。
(記者)今の演技ですが・・・・・・
記者が「お疲れ様です」と問いかけるのはいいとしても、選手がオウム返しに「お疲れ様です」と言うのは、「少しヘン」ですね。もちろんこんなレベルの人ばかりではなくて、「ありがとうございます」などと普通に答える「立派」な人もいますが・・・・・・(笑)。
この意味が分らない選手は、もう一度日本語を勉強し直しましょうね。
どうでもいいお話でしたが、皆様はどう思われますか。