その昔
生き物には「酸素が必要」であり酸素がない環境では生き物は生存できない
とされていて、多くの人がそれに疑問をもちませんでしたが、私には「明確な根拠はなかった」ものの、なんとなく違和感がありました。
これに目をつけていた科学者もいたんですね。
「科学」には
①懐疑心→②定説化→③洗脳→①懐疑心→②定説化→③洗脳→・・・・・・
の繰り返しが、どうしても必要なんでしょうか。
その後
「生物」の定義も変わり、動植物はもとより、次のような「生物」の分類になったようです。〔Wikipedia〕
- 動物
- 菌類
- 植物
- 古細菌
- 真正細菌
つまり「酸素」がない環境でも「生物」が存在する、ことにしたようで、何となく嬉しくなりました(笑)。
チェルノブイリで発見された放射線を好む菌、国際宇宙ステーションへ:GIZMODO 2016.08.01 12:43
放射線に関する増殖・繁殖の条件として、次が考えられます。
- 放射線がなければ、生存できない。
- 放射線がなくても生存でき、放射線があれば好都合。
- 放射線があれば死滅し、無放射線状態でのみ生存できる。
これによれば
放射線を好む菌は 2. に該当するのでしょうか。
普通の環境でも生存するものの、もし放射線があれば、そちらの方向に向かって成長するようですから、文字通り「放射線を好む」と言えます。
チェルノブイリ原発事故(1986年)から
- 森林で30年の間に育った「放射線を好む」菌を地上400kmの宇宙で地球を周回する国際宇宙ステーション(ISS)へ持込み、培養してその仕組みを解明しようとしているのでしょうか。
- 放射線という細胞ストレス環境下で進化した菌が、ガン治療や砂漠化状況下での農業分野などで応用できる可能性がある、と言うのです。
「ストレス環境下での細胞分裂」と聞くと、
- 既に否定された感のある「STAP細胞」を思い出しまいます。「可能性がある」としておけばよかったのに、偽造してまで「手順を公開」してしまい、「STAP細胞はありま~す」と宣言させたのは残念でしたが、別の形で何らかの進展がある、と期待しております。
- 特にこのようなストレス下での変異に関する研究ですから、今後どう進展するのか、わかりません。
- そのためには、うまくいくかどうか分らない分野への「どぶへ棄てる」ような資金投資を重ねるため、成功したときの独占的使用を図りたいのでしょうが、かといって、「効果がある」けれども「高価に過ぎる」薬品を認める社会でもいけないでしょう。
- 「善意」で特許を取らなければ平気でパクる人たちがいるし、特許をとれば「悪意」で高額使用料金を求める人たちもいる、ということです。
このほか、深海の高圧熱水噴出孔でも生物が発見されています。
この結果、地球外生命(生物)が存在する可能性が、がぜん高くなったことでしょう。
尤も、同じ酸素環境下で生存している私たち人類とウニという海の生物との間にさえ「対話」が見られないため、もしも地球外生命(生物)がいたとしても、
- 一方的にこちらから「存在した痕跡が見つかった」と「発見」するだけ、または
- 一方的に、人類が存在していたとみなす地球外生命(生物)が「既にいた」だけ
なのかも知れず、対話はあり得ないのでしょう。ちょうど「同じ人類のはず」なのに、「私たち普通の人類」と、「ヒトラーや中国共産党」との間で、「対話」が見られないのと同じで(笑)。
さてさて、皆様はどう思われますか。