私は、韓国ドラマを見たことがありません。
私は、日本製でも外国製でも、ドラマそのものを、ほとんど見ないのです。
日本では、その時わかっている範囲内で「史実に反しなければドラマに取り入れることができます」が、その後になって史実が変わり取り入れられなくなれば、それは再放送されなくなります。
しかし韓国では、そもそも
「歴史」は当時の為政者の思うがままになるものであり、それは中国の伝統に従って為政者の権利であって、日本でいうところの「歴史は学問」とは大きくかけ離れています。こんなところで共通の歴史教科書などあり得ないのでしょう。
ドラマは史実と関係なく制作され、それに国民感情が移入され、韓国人は「ドラマで演出されたことが実際に起こった」と信じて疑いません。「視聴率を稼ぐ目的のドラマこそが歴史そのもの」という信仰です。言いにくかったことをよくぞ言ってくれた、という感情でしょうか、どうもおかしいですね。
そこでは「為政者の意向が学問的な歴史の検証なく堂々と吐露」されています。その場しのぎの、時の権力におもねる姿勢でした。自説にうぬぼれるあまり、検証などできるはずがありません。
これゆえに、権力が10年単位で移ると、反対側を糾弾して「前の大統領を逮捕」するに至ります。前の大統領が在職中は、その権力が強すぎて何も言えなかったのですが、反対政権ができてから安心して「報復」できるのでした。
もう何回も言ってきましたが
これは韓国の法制度の未熟さゆえのことであり、儒教のせいで「改善の兆し」が見られません。儒教では「改善が禁じられている」のです。
よって5年経過してもセウォル号沈没事件のころ同様に、責任をなすりつけあい、何も変わるはずがないのです。
韓国では、法整備がされなければ、もう最低の状態を続けるしかありませんが、今のままの未熟な法体系のほうが都合のいい人たちによって、最低の状態が強化されこそすれ、いい方向に改善されることは決してありません。
さてさて、皆様はどう思われますか。