圧倒的に多い中国からの「種子」郵送。
しかし中国からだけとは限らず、少ないけれどマレーシア・台湾・シンガポール・ロシア・ウズベキスタンなどからも送付されるようです。
現実は次のようなものでしょうか。
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- 無料とはいえ注文した覚えがない。
- 宛名や住所や携帯番号等は正しい。
- 国際郵便物が箱や封書で送られる。
- 郵送種子を実際に植えた人もいる。
- 被害者はネット郵送可能国に多い。
中国政府は
表向きは国際条約を守る(恣意的で信用不可)としており、中国消印が多いのでまず中国で原因を調査し犯人検挙の義務がありますが、その過程で伝統のワイロ体質が判明し調査を中止したと推定します。もともと調査などしてなかったかも(笑)。
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- 中国郵政は、UPUの規定に厳密に従い、郵便による種の輸送を禁じている
- 植物の種は、万国郵便連合(UPU)加盟国の間で輸入や輸送が厳しく制限されている物品であり、条件付きでしか認められていない
- 中国はアメリカに対し「捜査のために謎の種を送り返す」よう求めているようです。
中国は「義務を果たさずに、種子を送り返すよう権利だけを主張」しています。
中国は「捜査のため送り返すよう」アメリカに求めているらしいのですが、中国は送付される種子を別のものに変えることを狙っている、としか考えられません。
それで郵便問題はなくせるのでしょうが、民は賢いもので別の詐欺事件が起こり、「中国社会のワイロ体質は変わらないまま」です。
ワイロは「4000年の歴史と共にある」のでそう簡単にはなくせませんが、世界の人が協力すれば不可能ではなさそう。←断定調ではない
今のところ「犯行」の真意は分かりませんが・・・・
有力なのが「ブラッシング詐欺」です。
ブラッシング詐欺の被害に遭った場合、何をする必要がありますか?:2020/07/21
中国からの「謎の種」、播いたら生えてきたのは......?:newsweekjapan 2020年8月5日
「謎の種」日本はタマネギも:Record China 2020年08月27日 16時40分
中国から送り付けられる「謎の種」の正体:小久保 重信 2020.9.9
ブラッシング詐欺:2020-9-10
謎の種子、地球の反対側にも ブラジルでは約200件:時事 2020年10月05日07時09分
ブラジルでは「9月半ばごろから届き始めたとみられ」るとのことですから、2020/09/16 菅義偉総理が誕生したころでしょうか。
一体誰が、何の目的で、高額な輸送費を負担してまで謎の種子を無料で郵便物として送るのかですね。
そもそもこの種子は、同じものなのか、似たようなものなのか、それともまったく別々のものと思わせるものなのか。
アマゾンは
種子の出品を禁止したそうです。何もしないよりはマシなんでしょうが、根本的な解決ではなさそうです。
ここでも中国のワイロ道徳の匂いが漂ってきます。中国政府がワイロが社会問題を引きおこしていると認識しないまま、米国に「捜査のために中国へ送り返す」よう求めても、アメリカのみか誰も見向きもしないことでしょう。
要するに
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- ただで送られてきたので喜んでいるばあいではなく
- 私たちの、名前や住所や携帯電話番号があっているということは、それらが不正に流れている不法行為(プライバシー侵害)であると認識し
- それらを開封せずに郵便局へ返送するなり、当局へ届ける方が、いいのでしょう。
「その犯行で、誰が得をするか」
この場合にも、犯人さがしには有力です。
さてさて、皆様はどう思われますか。