今年、開館100周年を迎えた『川村カ子ト(かわむらかねと)アイヌ記念館』では
「Pirka Ureska びりかうれしか(心豊かなくらし)」をテーマに記念事業を開催。
8月末、彫刻家・砂澤ビッキさんの作品と、布アーティスト・川村則子さんの
「川村カ子トアイヌ記念館」100周年特別展示作品展を観に行ってきました。
2016.8.28
美しい文様のタペストリーは、木や森などの自然の優しい色彩が印象的。
繊細な心が伝わってくるような手の温もりを感じ…感動してきました。
2016.8.28
砂澤ビッキさんによるデザインのアイヌ記念館の外観
エベレセッ(熊の家)、チプ(丸木舟)を表しています。
(「川村カ子トアイヌ記念館100周年記念式」パンフレット記事より引用)
☆川村カ子トアイヌ記念館の公式ホームページ
2016.8.28
上川地方アイヌを代表する旧家川村家・第八代目・川村カ子ト氏がアイヌ民族文化を
正しく伝承するために私費を投じ大正5年に建設した北海道最古の資料館です。
近文コタンの歴史を今に伝える記念館にはアイヌ文化の貴重な資料・生活用具のほか
鉄道測量技師として国内外で活躍した川村カ子ト氏の遺品などを展示しています。
2016.8.28
2016.8.28
「ウラッ チセ」笹ぶき住居です。
チセは手作りで、ナラなどを支柱にし壁や屋根に笹を編み込んであります。
2005年建設中のチセは2005年4月から8月までを撮らせていただきました。
2016.8.28
「アイヌ うれしか ガーデン」には2016年4月から野草を植栽されているそうです。
記念館の敷地内には80種類余りの植物があり緑豊かな趣きです。
2016.8.28
こちらは開館100周年記念事業の一環として
川村カ子トアイヌ記念館の外塀に、絵本作家・あべ弘士さんが描かれた原画を元に
ボランティアの方々が塗る作業を協力され完成した塀画作品です。
ゆっくり歩きましょうか…
2016.8.28
2016.8.28
北海道の動物たちと遡上する鮭の群れ、描かれた木々や
動物の動きまでもが、周囲の自然との一体感を味わえる雰囲気に驚きます。
2016.8.28
車道・歩道のむこうに、北海道教育大学旭川校の構内が見えます。
2016.8.28
さわやかな青空 北海道教育大学旭川校構内の樹木が映えて…。
2016.8.28
歩道に渡り、正面から「川村カ子トアイヌ記念館」と美しい塀画を撮りました♪
2016.8.28
まさに「Pirka Ureska びりかうれしか(心豊かなくらし)」
いつでも、だれでも、あべ弘士さんの絵の世界にひたれ
豊かな自然につつまれて…
ほのぼのとして、あったかい気持ちにさせてくれる場所です。