今日の最高気温は13.8度と、春のような暖かさが続いておりますが
週末は氷点下16度の冷え込みが数日続くそうで、気温差が大きい旭川です。
今日は、「知里幸惠」さんの「文学碑」のお話をしましょう

2024.2.5
旭川市立北門中学校への通学路(歩道)から撮影 「文学碑」は雪のなかです。

2024.2.5
連日の大雪で、前庭は雪が積もってます。

2024.2.5
文学碑には おおきな綿帽子・・。
こちらの

どなたでも閲覧可能だそうですが、見学には事前連絡が必要なのだそうです。

2019.6.30
数年前の雨上がりの日、立ち寄った時の偶然! 木漏れ日が降りそそぐ「文学碑」
きらきら やさしい光のなか「ちいさな虹」を見つけ・・幸せ気分♪


1990年6月8日、旭川市立北門中学校前庭(知里幸惠さんが住んでいた場所)
に文学碑が建てられました。

2005.6.8
2005年『第15回・銀の滴降る日の集い』が開かれました。

吹奏楽部のファンファーレ
黙祷
旭川チカップニアイヌ民族文化保存会による
カムイノミ 神々に祈る儀式
ウコウック 神に感謝を捧げる儀式


同校吹奏楽部の演奏「銀の滴・金の滴」が流れ、参列者の献花の列が続きました。

知里幸惠さんの文学碑では、毎年6月8日の誕生日を「銀の滴降る日」とし
知里幸惠さんを偲ぶ行事が行われております。
彫刻家 空充秋氏作
知里幸惠さんの文学碑は“白御影石”と“さび御影石”で創られています。
『アイヌ神謡集』の冒頭の詩句が刻まれてます。
「梟の神の自ら歌った謡」
"Shirokanipe ranran pishkan, konkanipe ranran pishkan"
シロカニペ ランラン ピシカン コンカニペ ランラン ピシカン
「 銀のしずく降る降るまわりに、金のしずく降る降るまわりに。 」

2019.6.8
『知里幸恵さんと旭川』旭川市「アイヌ文化の振興」ページをご覧ください。
旭川市立北門中学校校庭にある『知里幸惠文学碑』と北門中学校内にある知里幸恵資料室、
郷土資料室と、資料を寄贈した荒井和子氏の娘さんのインタビューなどの動画が紹介されております。
知里幸恵さん(1903~1922)の没後100年を記念して制作された「知里幸惠」さんを紹介する

『アイヌ神謡集』の序文及び旭川市立北門中学校にある資料室を紹介する映像です。

2024.2.5
「知里幸恵居住地」の『史跡表示板』は歩道沿いにございます。
「1903(明治三六)年登別で生まれる。旭川の伯母金成マツのもとで育てられ、
祖母や伯母から多くの口承文芸を受け継ぐ。
金田一京助にその資質を認められ上京、彼のもとでユーカラの編訳にあたったが、
著書『アイヌ神謡集』を残して1922(大正11)年、19歳の若さで亡くなった。
住居のあった北門中学校校庭には、彼女を愛する人々の手によって
文学碑が建立され、毎年六月八日の幸恵の誕生日には、エゾカンゾウが手向けられる。」

2011.6.17
初夏の陽射しのなか、お好きだったエゾカンゾウの花は満開に。
こちらは2016年冬の様子です。
お時間ができたときにでもお立ち寄りいただけると幸いです。

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