3か月ぶり!?に映画にきました。
夏休み~お祭り終わるまで忙しいのよね。
ばあばたちももれなくついてきました。
タイトルの「毎日好い日」とは、お茶を通じて感じる四季折々とリンクする人生の折々を味わい尽くすこと。長い時間かけて、これを覚る主人公。
暑いも寒いも浸ってみれば、それぞれに味わい深い。人生も同じね、と。
黒木華ちゃんも普通に可愛いけど、やっぱり存在感は、やはり樹木希林さんよねー。
波乱万丈の人生を味わい尽くすを体現しているものね。
樹木希林さん訃報の後、彼女の最後の撮影を密着した番組、ちょうど観たのがラストシーンのみ。
それが、この映画の撮影のあと、密着取材の方に「こんな時間までいて、終電無くなっちゃったんじゃないの?」とさらっと声をかけつつ、廊下を歩み去って暗がりに消えていく後ろ姿。
相手をさりげなく気遣う余裕があって印象的で、この映画を観たいと思ったのでした。
お茶の所作って難しそう!所作の大失敗で笑えるシーンもたくさんありました。
お茶の所作の手順を頭で覚えようとせず、手が覚えるのを信じて、繰り返す。その型や枠が完成されると、頭や心は自由になって、季節や人との関係を味わう余裕ができるのかしら。
そうそう、若い主人公たちが、カラオケでユーミンの「真夏の夜の夢」を熱唱シーンがあったから、1993年くらい?
服装や電話機とか、その頃の女子の就職(永久就職=結婚)とか同世代っぽくて、懐かしかったです。
作者は60代らしいので、もう少し上の世代みたいですけどね。
映画っていろんな楽しみ方ができてお得です。
レディースデイとはいえ、ほぼほぼ満席でビックリでした。
伯母はうとうとってたみたいですが、昨夜眠れなかったから!なんだそうです。
よい映画を見て、今日も好日でした。