図書館に予約本を取りに行くと、なんと5冊も届いていた。予約が続く人気本、新刊本なので、1週間で返却しなくてはならないが、5冊は無理!
「教場」シリーズ3 冊(お正月ドラマが好評で予約が一気に増えたのね)は先にお譲りする。
「また予約し直します」と申し出ると、今回は次の人に譲るがその後で回すので再予約は要らないとのこと。
そっかー、約一週間の猶予なわけか。読書熱が冷めないうちに、頑張って読まなくてはな。
で、読み終わりました。
瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」
てっきり青春陸上スポ根モノかと。全く違った。
瀬尾作品は「卵の緖」と「傑作はまだ」を読んだことがあった。読書メーターは読書記録が残るので重宝。
どの作品も、血の繋がりに影響されない、フレキシブルで軽やかな新しい家族のカタチを模索しているような内容。
本作も親が5人もいる主人公の話だった。現実はこんなにファンタジーのように、優しい大人ばかりではないけど。
実際に、血の繋がりがあっても家庭不全が起こるように、血縁はなくても温かい時間を共有して家族になっている人たちはいると思う。
少子化や虐待児などの解決のひとつとして、血縁ではなく繋がる家族を想定する意識改革があるのかもしれないなぁと漠然と思ったところで。
次の本、大御所宮部みゆきさん、大作が多いなか珍しい短編集「さよならの儀式」。
短編の一話目「母の法律」を読んで仰天!まだ途中までしか読んでないが。
虐待児とその親を救済するシステムとして国で一括管理のもと、虐待児の記憶を封印し、マッチングした里親との家族を構成するという話だった。
そうそう、こういう技術やシステムがあるといいなとボンヤリ思ったことがまさに小説に。さすが宮部みゆき様。
「火車」や「模倣犯」など、社会問題をいち早く切り取り、面白く分かりやすく現実より先に進んだ状態をフィクションにして見せてくれるのが神!
本ってたくさんあり過ぎて何を読んだらいいかわからないじゃないですか。
読むのは時間もかかるし、できれば面白いもの、心に残るものを読みたい。
新刊のベストセラーは、今、筆が走ってる作家たちが、今の社会のどの部分に注目して、どういう未来を見ているのかを提示されるのがとても興味深い。
こうしてたまたま続けて読んだ本に同じ方面のテーマを見出すと、そうか時代の潮目はここか!と納得したりする。
読書は、自分の知識や経験が少なくても、世の中をよくみている人たちの頭の中を覗ける醍醐味がある。
過去や現在、未来のなかに、人間の生きていく道の可能性、意味をぼんやりと照らしてくれるのが、興味深い。
たくさん読書をするとつい夜更かし。
でも昼間は、平地だけどウォーキング1万8千歩もしたんだー。お正月で身体が重たく、脚が痛いなり。
瀬尾さんの作品は、お伽噺のような善意や優しさに満ちた世界で安心ですよ。
イヤミスの真梨幸子さんは未読です。
オススメを教えてください。
図書館でもよく「今、返却された本」の棚によく並んでいます
借りている人が多いんでしょうね☺️
私は最近病んでるせいか?イヤミスの真梨幸子さんにハマってます。
余計に病みそうですが😅
いつもコメントありがとうございます。
確かに子育ての頃より、足が遠のきますね。
これから人口減少すると公共施設などは統廃合、予算削減されそうです。ネットてなんでも手に入る時代ですが、読めるうちはできるだけ活用したいです。
かかあ天下です。
さおぺんさん!すごい!
凄すぎる
私、図書館なんて、1番下の子が高校生になった時点で、行かなくなりました。
今はネットでいろいろ調べられる次第ですが、図書館も多いに活用して下さいって
テレビで言ってました。
ってテレビしか見てないのが
バレますねぇ〜
その気になれば
我が家は、歩いても図書館に行けるんです
今年は、久しぶりに図書館に行ってみようかなぁ〜〜
図書館カードは家族の人数分
持ってます笑笑