レプリコンワクチンのmRNAには、ベネズエラ馬脳炎ウイルスRNAレプリカーゼと呼ばれる酵素がコードされている。
この酵素は、RNAからRNAを合成するということになっている。
このレプリカーゼは、細胞質で合成されることになっている。
そして、このレプリカーゼが細胞質でmRNAを複製するらしい。
細胞には、核細胞質(上の図で薄い紫)があって、さらに細胞核の中には核小体(濃い紫)と呼ばれるものがある。
核小体では、リボソームとrRNAが作られる。
tRNAは、主に核細胞質で作られ、mRNAは核細胞質で転写により合成される。
核小体や核細胞質は、膜の中にあり、空間的に限定された場所である。
一方、RNAウイルスのRNAが複製されるといわれている細胞質(上の図で緑色)は、広い空間で、そこは正常な細胞ではRNAが合成される場ではない。
複製に必要な個々のリボ核酸がレプリカーゼ(複製酵素)の必要な場所に結合できる環境にあるのか大変疑わしい。
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