正月元旦、初日の出を拝み、雑煮を食べたあと、ニュースをチェックしていたら、
への次郎 「えっ!!」
正月気分を吹き飛ばす驚きのニュース。NHK、朝日等主要メディアが相次いで報じました。
それは、イギリスのフィナンシャル・タイムズの報道で、ロシアが日本と韓国の防衛施設や原子力発電所など計160カ所を攻撃対象にリストを作っていたというものです。
毎日新聞によると、
「標的は原子力発電所や防衛施設のほか、道路やトンネル、橋といった民生インフラも含まれる。日本では、原発を含め原子力関連施設が集まる茨城県東海村、自衛隊の防空監視所がある北海道・奥尻島、山口県と福岡県を結ぶ関門トンネルなどが攻撃対象となっている。奥尻島の建物は、細かい寸法まで記載されている」というのです。
しかも、このリストの作成は2008~14年ですが、「現在にも関係する戦略」だそうです。
我が国において、潜在的最大の脅威は中国と考えられています。それは中国が、我が国の領土である尖閣諸島を「核心的利益」と規定しているからです。この核心的利益とは、武力を行使しても守らなければならない最高の利益という意味。ですから、中国はすでに尖閣を巡り、最悪、対日戦争を想定しているということです。
フィナンシャル・タイムズの報道によって、日本は中国だけでなく、ロシアにも対応しなければならなくなったということでしょう。
ロシアは3年前、国際平和の維持に最も重い責任を負っている国連安全保障理事会常任理事国であるにもかかわらず、国連憲章を破ってウクライナへの侵略戦争を起こした信用ゼロの国です。
しかもウクライナ戦争勃発後、ロシアが狙っていたのはウクライナではなく、実は日本だったという報道もありました。
予測不能な隣国。正月から背筋が凍る思いがしました。