岐阜県八百津町でパーコー料理を堪能したあと、山に向かって走りました。
■杉原千畝記念館
坂道をどんどん登って行き、「人道の丘公園」の頂上に着きました。
奥さん 「ほら、銅像じゃない!?」
近づくと、杉原千畝(ちうね)さんの胸像でした。
への次郎 「後ろに記念館!」
杉原千畝記念館です。
入館料を払って、受付から入って行きました(館内撮影禁止)。
杉原千畝は日本の外交官です 。第二次世界大戦中、日本領事館領事代理として赴任していたリトアニアで、 ナチス・ドイツに迫害されていた多くのユダヤ人に独自の判断でビザを発行し、彼らの亡命を手助けしました。救われたユダヤ人は、6000人を超えたそうです。
館内では、彼の生立ちやビザを得て助かった人々の軌跡が展示・紹介されていていました。
十数年ぶりに訪れた記念館、重い重い人間の歴史を再び学びました。
館外に出たら、バシャッという音。
音の方向を見たら、公園の中で噴水が上がっていました。行ってみると、
リトアニア共和国大統領の来訪を記念したプレートが付けられていました。
十数年前に来た時と違って、平日にもかかわらず、たくさんの人が訪れていました。少し前にNHKスペシャルで千畝の番組があったし、イスラエルが係わる中東情勢が緊迫しているからでしょうか、千畝の人道的行為に関心が高まっているようです。
■栗きんとんの緑屋
千畝記念館をあとにし、再び八百津の商店街に走って来ました。
奥さん 「あっ! すいてるよ」
三勝屋に行くとき通ったら、人で混んでいた和菓子屋さん。
ここは栗きんとんで有名な緑屋です。入ってみると、
への次郎 「これ、これ」
奥さん 「安い! 一個220円」
同じ県内の中津川や恵那では、一個 250円を超えます。知名度が少し落ちるということでしょうか。でもここの栗きんとん、味では中津川・恵那に負けません。よく知っています。
賞味期限は2日間、4つ買いました。
帰宅後、早速いただきました。
への次郎 「味は、どう?」
奥さん 「栗の味、しっかり」
栗きんとんは、お店によって味が微妙に違います。奥さん、ここの栗きんとん、気に入ったようでした。