愛知県岡崎市で河津桜を堪能した日、近くにある岡崎カクキュー八丁村にやって来ました。
奥さん 「カクキューって、あの八丁味噌の?」
への次郎 「そう。ここはカクキューが手掛けているお食事処だよ」
店内に入ると、メニューが掲示されていました。
で、注文したのはなごやめしの代表格の
味噌煮込みうどん(1000円)
味噌煮込みは、太くて硬めの麺という印象がありますが、ここのは違います。麺はほどよい太さ、コシはありますがあの独特の硬さはありませんでした。具材は、油揚げ、ネギ、卵。お汁は、八丁味噌の風味を生かした香り豊かなもので、見た目の印象とは違いました。
味噌串カツ2本(600円)
ころもが厚く、カリカリに揚げられていました。かかっている味噌はもちろん八丁味噌、チョコレートのような濃さでしたが、甘味でした。
追加で、いま話題性のあるこれ、
家康公の愛した焼味噌湯漬け(800円)
右上には、かつお節がかかったおひつご飯。その左にウリの味噌漬け。さらに左に、お湯が入ったボット。右手前に八丁味噌がかかった串こんにゃく。その左の小皿は、焼味噌。
お茶碗にご飯を入れて焼味噌をのせ、そこにお湯を注いで食べました。味は、素朴。
家康が食べていたものを体験できました。
食べ終わってお店の外に出たら、隣りに売店がありました。
奥さん 「せっかくだから、八丁味噌を買っていこうかな」
への次郎 「そうだね。ここのは本物だから」
『どうする家康』放送記念のこの八丁味噌を買いました。
八丁味噌とは、岡崎市八丁町で生産されている長期熟成の豆味噌です。現在、八丁町にはカクキューとまるやの2社しかありません。ところが愛知県の他の生産者も、異なる製造方法で八丁味噌を生産しています。そこで2社は八丁味噌の地理的表示保護制度をめぐり、裁判を起こしました。への次郎は、この2社を支持します。