名古屋市日比野の一力で市場めしを食べた後、少し南に移動すると、こんもりとした森が見えてきました。熱田神宮の森です。
正門(南門)に着きました。
木の鳥居をくぐって、人々がどんどん入っていきます。でも、我々は鳥居の前を左折。
すると、上知我麻(かみちかま)神社がありました。
ここは学業成就のご利益があります。小学生の孫のために、お頼みしました。
奥さん 「ほら、絵馬がいっぱい」
への次郎 「ほんとだ。恋愛成就はないなぁ…」
そのお隣は、別宮八剣宮(べつぐうはっけんぐう)。
ここは信長、秀吉、家康など武家が崇敬したお社です。人気があります。
二つのお社にお参りしたあと、正門に戻り、
まっすぐ本宮をめざしました。すると、途中から、
ぷ~んと、いい香り。誘われるように、参道からそれると、
名古屋めしの代表格、宮きしめんが店を出していました。
その店先は、
南神池(みなみしんいけ)。橋を渡って向こうに行ってみると、
への次郎 「ほぉ~、ここで結婚式ができるんだね」
奥さん 「そうよ、知り合いもここでやったわよ」
ぐるっと回って参道に戻ると、
第二の鳥居が見えてきました。
その先には、大楠(おおくす)があって、
への次郎 「木の下に白蛇がいるかもなぁ…」
奥さん 「そんなもの、いないわよ。 ほら、どいて。 お嫁さん!」
見ると、大楠をバックに記念写真の撮影中でした。
さらに参道を進むと、信長塀(のぶながべい)がありました。
桶狭間の合戦での戦勝お礼に、織田信長が奉納したもの。ちょっと、さわりました。
その先に第三の鳥居。
見えてきましたよ、鳥居の向こうに。
着きました本宮です。草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)は、ここにあります。
二礼二拍手。一年が無事に過ごせたお礼と来年のお願いをし、一礼。
この日は、一般の参拝者以外に、着飾った小さい子を連れた家族が目につきました。
このあと、木のトンネルの下を右奥に、どんどん進んでいくと、
一面にイチョウの葉。そこに清水社(しみずしゃ)がありました。
実はここ、眼病にご利益があります。目の弱いへの次郎、避けては通れません。
下の湧水、目にいいそうです。下りて行って、柄杓で小岩に湧水を三回かけました。
各お社でお礼やお願いを済ませ、駐車場に戻ってきました。
ふと、見上げると、
小さい桜の花が咲いていました。
への次郎 「着いたときは気付かなかったなぁ」
奥さん 「やることを済ませたから、気持ちに余裕ができたんだね」