への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

寅さんのロケ地を行く(中津川 ①)

2021年04月17日 | 寅さん

岐阜県中津川市にやって来ました。

ここで、寅さんのロケが行われました。第44作『寅次郎の告白』の最初と最後の場面です。オープニングの冒頭の場面は、中央本線の落合川駅の付近で撮影されました。

映画が始まると、川の流れが映し出され、寅さんの語りが流れます。

駅で降りた寅さんは、駅前にやってきたバスに乗ろうとしました。しかし相棒のポンシュウが酔っぱらっていて、乗り遅れました。怒った寅さんがひとしきり文句を言ったあと、二人はバスが走り去った方向に歩いて行きました。

ここで映画のタイトルが大きく映し出され、音楽とキャスト紹介が始まります。

 

鉄橋を渡る電車 (2021/4/7)

落合川駅のすぐ北にある第一木曽川橋梁です。映画と同じように、普通電車が松本方向に走って行きました。山では、木々が芽吹き始めていました。

 

落合川駅を出た電車 (2021/4/7)

寅さんを乗せてきた電車は、この駅で寅さんを降ろしたあと、中津川駅に向かって走って行きました。映画の撮影は、右側ののり面の上で行われましたが、現在は立ち入り禁止になっています。

 

落合川駅の駅前 (2021/4/7)

右の白い建物は、落合川駅の駅舎の一部です。左の川が木曽川。写真の真ん中に、桜の木があります。その手前にロケ当時、古びた赤褐色の瓦屋根の貸ボート屋がありました。寅さんたちが乗ろうとしたバスは、右にある電柱のあたりに止まりました。バスは名鉄カラーが施された濃飛バスですが、この路線はすでに廃止されています。

 

満天星一休でランチ (2021/4/7)

このあと、への次郎も寅さんたちを追っかけて移動です。途中、お腹がすいてきたので、苗木城近くでランチ。満天星一休(どうだん  いっきゅう)にイン。

ここは有名な栗きんとんの和菓子屋さん。茶房があり食事もできます。秋のシーズンに入ると、込み合い、行列です。この日は昼過ぎということもあり、ほかに客はいませんでした。栗おこわ膳を注文。

わっ!  出てきた出てきた

自然な甘みの栗がごろごろ入ったおこわ。上品なお味の小鉢。地元の糸寒天を使ったお味噌汁。美味しくいただきました。

                                   つづく