への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

竹の寺でした、真福寺   岡崎

2024年06月25日 | 遠出

雨が止んで蒸し暑くなったこの日、友達に連れられて、愛知県岡崎市にやって来ました。

 

市街地から北に向ってどんどん進むと、やがて竹林が広がった山間部に入って行き、

着いたところは、聖徳太子が建立した「東海最古の古刹」真福寺です。

 

駐車場に車を止め、お寺に向かって坂道を上って行くと、

竹のトンネル

 

ひんやりとした竹林を通り抜けて境内に入ると、

日陰にしっとりとアジサイの花。

 

見上げると朱色の空中回廊

起伏が激しい境内を回りやすくするために、張り巡らされていました。

右手に回ると、

 

高い石段があって、左右には無数の白い旗。「ん?」

たもとに・・・、

 

一休さん! 

看板の文字を読んで、作法に従いました。

 

結構きつい石段を上りきると、本堂に先客。ちょっと待って、

鐘を鳴らしてお参りしました。それから、回廊を左に進むと、

 

「あらっ!」 風景をじっと見て、微動だにしない外国人観光客。

こちらのルートを回避し、反対側に回ると、

 

「招福の鐘」。打とうとしたら、鐘の下に注意書き。

への次郎 「ひと打ち200円かぁ・・・

友達 「オレは、心の中で打った

友人に従いました。

 

回廊をさらに進み、

裏手に回ると、

 

左に大師堂、右には真新しい朱色に塗られた八柱神社本殿がありました。

大師堂をのぞくと、神々しく光る鎌倉中期の慈恵大師像。思わず合掌。

 

境内をひと回りし、少し離れたところにやって来ました。

ここでお昼です。中に入ると、

 

100人以上収容できる大広間。あの外国の人たちも、ひと足早く来ていました。

いただけるのは竹膳料理のみ。

 

出てきました、1600円のお料理です。これが基本形で、これにオプションが付きます。

酢の物、漬物、厚焼き玉子以外はタケノコが使われていて、食器も竹製。

 

ゆっくり、たっぷりいただいて、二人ともすぐには動けなくなりました。

友人   「一年分食べたなぁ、タケノコ

への次郎 「そうだなぁ

 

友人の大袈裟な言い方が、大袈裟とは思えず、即、同意してしまいました。