これが最後だ
これでさよならだ
永遠と地続きの翡翠色の水面
喜びと痛み
しあわせと絶望
ふたつは分離できない
この子は私とは全く違う一個の人格、と
本当に思い知る
生きても死んでもいいんだ
ただその人を生きればいいのに
そのままにできない
切ない願いが全てを間違わせる
生まれて
流れていくいのち
ここまで来ないと
さようならができなかった
廃墟のような
極楽のような
からっぽの
どうにかなりそうなほどうつくしい島
あの子は自転車に乗って港へと去っていった
痛みに混ざる安堵
ま、いいか
なんて似合ってるんだろう
私と孤独
これが本来のニュートラル
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