日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

その夜彼らは深酒をした

2024年10月15日 | 命について

夏の山で坐禅仲間との懇親会。


突拍子もない話、ファンタジーな話、不思議な話。

いろんな話を聞いたけど一番不思議だったのは坐禅の師匠、一照さんの昔話だ。


神戸の大震災の日に一照さんは旧友らと3人で深酒をした。

朝方用事があるから俺はこれでと言った友人に「何言ってんだお前、俺たちはついていく」と言って行った料亭で二人の人物に会ったそうだ。


Long story short 


その深酒と酔った勢いがなければ、その人物から勧められて今の住まいに帰国することにはならず、結果として今ここにある全ては実現しなかったはず。


師匠はアメリカから日本に(その時には)帰らなかった。

坐禅会は(その時には)始まらなかった。

帰国してその町に来ることにはならなかった。

私もGRACEで師匠に会わず坐禅会でりえさんにも藤原さんにも会わず、無心研も始まらず、そこの仲間の誰にも会わず、坐禅合宿もなく、つまりなにもなかった。


次元カーテンを何枚かめくって。


糸電話で会話できるとして。


えーと、そちらのあなた/わたしは何してますか?


その夜師匠が深酒しなかった場合。





円覚寺にて風船を膨らませつつ写真を撮る一照さん



コメント    この記事についてブログを書く
« ヤンキーカンノン | トップ | 猫パズルになりかけ »

コメントを投稿

命について」カテゴリの最新記事