死化粧、最近はエンゼルケアというんですよ。
母が亡くなったのは連休中だったので、いつもの訪問看護ステーションはお休みでした。
どうしたらいいかなと少し悩んでお友達に相談したら、街のイスキア訪問看護ステーションという素敵なものを作った石川麗子さんが親切に教えてくれました。
まずは入れ歯があったら入れてあげて、アロマオイルかクリームで顔と首をよくマッサージ。
他にもクーラーでなるべく涼しくとか口をきれいにとかいろいろあったんですが、とにかく「撫でさすれ」と言われた気がして、娘の作ったアロマ入りクリームで母の顔と首をマッサージしました。
一通り終えたので、ふと思い立って足元の布団をめくったら母の足が。
何故か顔ではなくその足が。
いつも撫でてさすって動かしていた、もしかしたら自分の足より親しいその足の色と形と手触りが。
小さなハートのあざまでも胸に迫って
懐かしくて、懐かしくて。
愛おしくて。
圧倒された。
形を持って存在するとはこういうことかと思い知った。
お棺の母の最後のお顔は驚くほど綺麗でした。
一つの皺もなく真珠のようにつややかで。
誰にも届かない場所で静かに想いにふけるようで。
マッサージの効果も少しあっただろうか、そうしたら最後の親孝行だなと思い、写真に残したい気持ちを抑えてお別れをした。
母が亡くなったのは連休中だったので、いつもの訪問看護ステーションはお休みでした。
どうしたらいいかなと少し悩んでお友達に相談したら、街のイスキア訪問看護ステーションという素敵なものを作った石川麗子さんが親切に教えてくれました。
まずは入れ歯があったら入れてあげて、アロマオイルかクリームで顔と首をよくマッサージ。
他にもクーラーでなるべく涼しくとか口をきれいにとかいろいろあったんですが、とにかく「撫でさすれ」と言われた気がして、娘の作ったアロマ入りクリームで母の顔と首をマッサージしました。
一通り終えたので、ふと思い立って足元の布団をめくったら母の足が。
何故か顔ではなくその足が。
いつも撫でてさすって動かしていた、もしかしたら自分の足より親しいその足の色と形と手触りが。
小さなハートのあざまでも胸に迫って
懐かしくて、懐かしくて。
愛おしくて。
圧倒された。
形を持って存在するとはこういうことかと思い知った。
お棺の母の最後のお顔は驚くほど綺麗でした。
一つの皺もなく真珠のようにつややかで。
誰にも届かない場所で静かに想いにふけるようで。
マッサージの効果も少しあっただろうか、そうしたら最後の親孝行だなと思い、写真に残したい気持ちを抑えてお別れをした。
今日も暑いね。
冷たい麦茶飲んでって。
ありがとう。
これから実家です。