嵐が吹き荒れているから、娘がご飯を食べられなくても仕方ないなと思いながらフルーチェを作る。
空の少し高いところ、だけどすごく高くはないところで、音もなくうるさくガチャガチャと色んな形のものがぶつかり合っている。
空気に含まれた濃厚な水の気配に耐えながら、びしゃびしゃの地面に身を寄せて時折ぽんぽんとあやす。
誰も理解できない大きな機械がごおんと動き始めていて、どう見てもいいことはありそうにないけれどすぐには止まりそうにない。
まだまだ荒れそう。
落ち着いて。
時々ちゃんと息をして。
生き延びて。
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