日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

幸せな人生

2018年09月09日 | 日記
楽しかったな。

仕事の後に素敵な仲間と集まって
面白い話をたくさんして
美味しいねと焼きたてのおやつを食べて
お片づけをして
楽しかったねと話しながら帰った。

きちんとご挨拶をして
心を尽くして
頭も心も体も使って

お礼を言ってさよならした。

少し爽やかな涼しい風に乗った
光の細かな粒が舞っているよう

そして

大切な家族のいる
大事な家に帰る。

なんか私、いいことをしたかな?

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こねこ

2018年09月09日 | 日記
朝起きるとすぐに子猫がやってくる。

(ほんとはもう中猫だけど、言動は子猫)

おはようと言うと口を開けて、あっあっ、と返事をする。

顔を洗う私のふくらはぎで爪をとぐふりをして気をひく。
(私はやめてと言う)

着替える時には紐をひっぱり服の中に飛び込む。

私が猫のトイレ掃除を始めると、どうしてもちょっと手が出てしまう。

何か見つけると耳と目が四つそろってそちらを向く。

時々頭がおかしくなって走り回る。

まん丸の目をした子が家事をする間中ついてくる。

そして電池が切れてぱたっと眠る。

障子に穴を開けられても、
夜明けから先住猫を追いかけ回してちっとも眠れなくても。

家の中を走り回るイキルヨロコビを見るのは

やはり、楽しい。

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自分のせい

2018年09月04日 | 命について
自分との関係がよくなって
居心地がよくなったら

それだけでまるでオセロの逆転みたいに
全部ひっくり返る

全く違う展開が始まる
瞬間的に

相手のせいにしていたのは違った

全然違った

全部自分のせい

生命が楽しげにぶんぶん回転している

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真夏の夜の浄土

2018年09月01日 | 出会った人たち
少しだけ過ごしやすくなった夏の夕方
私たちは墓場に集まった

受付でお金を払い墓地を抜けて飲み物を受け取り作りかけの納骨堂に落ち着いた

開演を待つ私たちの真ん中で
むき出しの土が静かに強く存在を放つ
(いつかみんなが帰るところ)

いい感じに熟成されたミュージシャンたち
(なにしろそのうち一人の芸名はジョバンニ・スキアリ)ついに演奏を始める

墓石たちが身じろぎをする

あたたまった土の上に舞踏家が降ってくる

きらめく肉体

流れ落ちる汗

這いつくばる女

魔人

飛び跳ね踏みしめ走り回る体

立ち会う生者たちは見届けた

それは浄土へと届く火柱だった

死者たちもさぞや満足したことだろう

[舞踏派ZEROとトマソンズ+1]

















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