舟と川
2020年12月22日 | 禅
禅の師匠、藤田一照さんが
(というのはこの高僧はみんなに一照さんと呼んでくださいと言うから)
「坐禅なんてひとりでしたって仕方ないだろう」と時々言うんだけど
言ってる意味わかるなーというところと
そうは言ってもなーというところがある。
仲間であることはとても嬉しく楽しくて
コミュニティは舟のように私たちをひとまとめにして時の川をやすやすと乗り越えさせてくれる。
と同時にその楽しさが私たちの目を流れからそらせることも、ある。
と、思うんだよなあ。
いいとか悪いとかじゃなくてね。
楽しいや心地良いは大好きだけど、それに浸かってると、見えなくなるものがある感じがする。
コミュニティも大事、
同時に自分が歩く主体性も大事。