日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

空と海と

2020年06月11日 | 日記
夏がおしよせてきた。

空の青がちがう。

からだがのびのびする。

低い雲がぐんぐん流れてく。

雨も降る。

なんでかわからないけど、この感じが好き。









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ここにいる

2020年06月08日 | 新しい日々

何ヶ月ぶりかに人に会って、両手に抱えきれないほどの贈り物を抱えてぼうっとしながら帰る。


お土産にはカレンデュラとちりめん山椒と、お散歩と蹴りとお叱りが入っている。

大人になった私にはそれがどんなに貴重なギフトかよくわかる。


生きるために一番必要な光が空から降ってくるように、どんなに大切にされたか与えられたか、自分がどれほど恵まれているかをヒフから染み込ませながら帰る。


今別れてきた人たちへの言葉にできない感謝と、これから帰る家にいる人たちのありがたさと、両方をつなぐ綱の上の、この体の中にいる。


思いあがらずどこかにいかず、ごまかさず思考に引きずられず、忘れずにくりかえし、祈るように真摯にきちんとここにいようと思う。







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初夏の夕方

2020年06月05日 | 新しい日々

もう今日は無理かと思ったけど少し遅めにおさんぽに出た。


おさんぽとは言わないな、自転車だから。


少し蒸していたから外気が気持ちいい。


試すようにこぎ出したけど夕暮れの日差しはまだ明るくて、世界はとてもやさしかった。


違うな。


世界はやさしかったりやさしくなかったりしないから。


自分がそう受け取れるようにあるんだな。


体に張りついていた透明なゼリーみたいな覆いが風で剥がれて落ちていく。


こんなにちっぽけで無力でいい年で立ち尽くしていても。


それでも大丈夫。


少しずつ歩いていける。









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たぶん大丈夫

2020年06月04日 | 日記

キッチンカウンターにつっぷして、そのままでいる。


もうダメだ、死ぬしかない。


猫は逃げたし、お金がないのにアマゾンのお買い物が届く。


みなさんはお元気ですか。


私はもうダメです。


このままここで朽ちていきます。


と思ったけど。


なのになんだかひとりな感じがしない。


窓際に黄色いフルーツ。


すぐそばに手作りのパン。


お札みたいな絵はがきも。


友人から届いたものが、何を言うでもなくそこにある。


なんだかすみません。


もう少ししたら起きあがります。


多分パン一切れかフルーツを食べる。


そして海までおさんぽします。





(猫は帰ってきました)

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猫が死んだら死のうと思う

2020年06月03日 | 

こねこ(ほんとはもう大猫)の元気がない


いや、走り回っているんだけれど


このこのとてもいいところ


いつもご機嫌でなんでもいつでも「いいですよ」と言ってる気のいい感じ、がない


顔色が悪い(毛だらけだから色はないけど)


軽くなったよね?と娘が測るとかなり減っている(「深刻な病が疑われるレベル」)


獣医に行って検査して胃薬もらって


恐れていたのの2.5倍のお支払い


ひゃー


でも後悔はない


このこが短命だったら一緒に死のうと思っている







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