日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

酢豚

2024年03月24日 | 日記

酢豚ってさあ。

好きなんだけど外で食べると/買うと高いよね。


作るのは大変(だって揚げて茹でて炒めるんだよ)

お惣菜で買うとひとパックにほんのちょっぴりしか入ってない。野菜嫌いの子どもに肉をあげてたら、まあ自分は肉はひとつ食べるか食べないか。

あんまり外食はしないし、たまに頼んでも好みより脂身が多かったり。

気兼ねなく思いきり酢豚を食べることがないのを意識下でそこはかとなく不満に思っていた。


ソテーかトンカツと思ってた豚肉を、今日は思い立って酢豚にした。


肉もたっぷり、野菜もたくさん。

揚げるのも息子が手伝ってくれた。

中華鍋いっぱいの山盛りの酢豚。


豚肉が多すぎて買ってきたクックドゥじゃ足りないからクックパッドの殿堂入りレシピとの合わせ技。


揚げ具合もよく、美味しかった。


次回はできれば生のパイナップルを入れよう。


なんのオチもないし、食べちゃったので写真はありません。








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impermanence

2024年03月22日 | 命について

どんなに大切なものも


愛したものも


自分でさえ


いつか風に流れに散り散りになっていく


それはちっともわるいことじゃない






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浜辺

2024年03月19日 | 日記

こどもたちが小さい頃、父や母も一緒によく遊びにきた大好きな浜辺。

お友達のお誕生日をお祝いしたレストランがその目の前だったので、食事のあと久しぶりにその浜に下りてみた。


母はもういないしお昼を食べたデニーズはなくなっちゃったけど。海月に刺されて立ち寄ったドラッグストアはそのままある。


水はガラスみたいに透明で、穏やかな波に躍る光はたしかにおかえりおかえりと言っているよう。


からだが大きく満足のためいきをついた。


ただいま。







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己事究明(こじきゅうめい)のアニマルクロシング

2024年03月18日 | 


多分以前に動物ドキュメンタリーで見た海鳥の営巣地、青い海を見晴らす崖の上の草原に、その鳥である私は立っている。


最初はかもめかなと思ったけれどそれよりずっと大きい、ずっしりと重く大きく強い。

アホウドリかな。


白く白い胸の完璧な曲線と充実感。

小さな羽根毛が風に吹かれてそこだけがひらひらと時折ひっくり返る。


ずっと腹側と水かきのついた足と足元のぬかるみに集中して、水に浮くことを水を掻いて沈まないでいることをやってきていたけれど、気がついたら私はここにいて強く大きな翼があることを知ったところだ。


どこに飛んでいくんですか、と聞かれて鳥の気持ちの私は答える。


「どこにでも行けるんです。

どこへいくとも決まっていません。

どこに行くかが重要なのではなく、どこへでも行けると自分の奥深くから知っていることが大事なんです」


じゃあどこかに行ってまた戻るかもしれないんですね、と言われて鳥の心の私がふたたび強く言う。


「同じ位置に戻ってきたとしてもそこは前とは同じ場所ではないんです」


そのまま鳥の気持ちで気分良く風に吹かれていた。


ひらひらとまた胸毛がたまにひっくりかえる。


どこにも行く予定はないけれど、一秒あれば飛び立てる。


今ここの風と太陽の角度と草原の様子と海の時間と全方向につながってこのように立っているけれど、何かの要素が変化したらすぐにでも飛び立てる。


「‥緊張とは違うんです。体内を内圧が満たしている状態はそこからすぐに動けるということで」


人間の私が座る観音堂では、一照さんが鳥の心を読んだかのような話をしている。







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カラオキー

2024年03月13日 | 出会った人たち

ユダヤ人とカラオケに行ったことはありますか。


まあ、あんまり、ないかな。


おそらく5年は行ってないんだけど、コロナ以降初めて行ったのがユダヤの人たちとだった。


みんなが大熱唱したカントリーロード。

はっとしてからじわじわと胸に迫る。


彼らの故郷はマウンテンママのあるウエストバージニア、ではない。


焦がれるほど大切なその地とは。






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