嗤う闇
2018-01-09 | 本
音道貴子シリーズの短編集。
「嗤う闇」他3編。
久しぶりに読む音道貴子シリーズ。
今回音道刑事は、隅田川東署に転勤し巡査部長に昇進していました。
自分より年下のキャリアの警部補とコンビを組んだ「残りの春」では、
事件が解決する頃にはすっかりこの警部補の心をつかんで彼女のファンにさせてしまったり、
「木綿の部屋」では、10年以上前に読んだ「凍える牙」でコンビを組んだ
皇帝ペンギンとあだ名を付けた滝沢刑事が登場して懐かしいと思う間も無く、滝沢の娘から脅迫を受けているとのSOS。
娘夫婦の事情。
「嗤う闇」では、貴子の恋人昂一がレイプ事件の犯人にされそうになりますが、
被害者が新聞社に勤務していて誰かを庇っているような処から意外な犯人逮捕となります。
4話ともコンビを組んだ警部や警部補との関わりがとても面白かったです。
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