星々たち
2018-10-10 | 本
桜木 紫乃 著
スナック『るる』で働く咲子。道央には母親と暮らす娘千春が居る。
店でのリクエストは「乙女のワルツ」伊藤咲子。
何だかんだ懐かしい曲の名前から始まりました。
「ひとりワルツ」から始まり、9話から。
短編と思っていましたが娘千春、千春が産んだやや子と話は繋がっていました。
1話めで気分が落ち込んでしまい、読むのをやめようかと思いました。
新しい話の始まりは、今までの話に全く出てこなかった男の名前から。
なのでその人が咲子、千春、やや子と繋がっているとは思えず。
しかし、次々と読むうちにいつ彼女たちの名前が出てくるのか楽しみになってきました。
幸薄い中、生きていくのが必至というより強さを感じました。
哀しみの中に光を見いだそうとしている・・・
他の作品も読んでみようと思っています。
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