故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

できぬことをやる

2020-05-22 12:46:05 | よもやま話

絵のタイトルは、「雪道」です。
副題として、「それでも行かなくては」と書いています。
あるプロフェッショナルを讃えるために、この絵を描きました。
コロナでも危険な仕事に出かける方がいらっしゃいます。
そんな方を拍手で讃えると、英国にいる方が言っておられました。


隣地の耕作放棄地に筍が出た。
採ったが、翌朝別の場所にまた出た。最初は、山際にそして中央にと驚くばかりでした。
これまでは、筍の前後の茎を5cmほど切っていた。
試しに掘り続けると、はまってしまい結局総延長50mを掘ってしまった。
竹の地下茎は、深さ30cmと言えど、別の木の根があれば潜り60cmとなることもある。
地下茎でパイプ(煙草吸引用)を作る人もいると聞いた。
疲れてしまい、聞かなかったことにした。

早朝、二日酔いで台所に立った。
何か作ろうと思った。調味料を探すことに時間を費やすことに気づいた。
NHKで片づけの番組をやっていたのを観た。
牛乳箱の角の一つを切り、底部を斜めに切る。中側が見えるように折って、背中通しをボンドで接着する。
折り返した牛乳箱の二つをつなぎ引き出しにする。
試しに切って作ってみた。なかなか良いではないか。

今日のタイトルは、「できぬことをやる」です。
妻は、元来片づけ下手である。前へ前へと気持ちが向く人である。
私は、アライグマである。
面と向かって言うと喧嘩になり、思わぬ反撃に会うので言わないことにしている。
職人の基本は、片づけである。使ったら戻す。そう教えられてきた。

賞味期限が切れたものは捨てる。ダンボールに入っているものも捨てる。
同じ商品が3つも4つもある。それも少しずつ使っている。
中途半端に使っているものは、少ないものからすべて捨てる。
結局、はまってしまい朝食を作ることができなくなった。
妻ができないことは、私もできない。
よって、妻に文句を言うのも筋違いと考える。
これまで使っていたスペースの半分となり、棚の周りのダンボールもびんも無くなった。

使いやすいようにする。これは、なかなか難しいことと知る。
普段使う調味料だけを見えるところに出した。種類別に牛乳箱の引き出しに納める。
使用中の食材も見えるように引き出しに納める。引っ張れば奥の物が出せる。
袋や瓶に入っている未開封の物は、第一ストックヤードに入れる。
開封し、補充する物は第二ストックヤードに入れる。
二日がかりで、なんとかしてみた。
後は、妻が使いやすいように順番を入れ替えてくれればよい。

夫婦で役割分担をする。
できない事情が起き、できないまま忘れてしまう。
それが喧嘩の種になる。
やれる人がやればよい。気づいた人が直せばよい。
役割分担など、不要なのです。
プロジェクト遂行中、役割のはざまができます。
そのはざま(どちらとも言えない役務)をどのように埋めるか。
プロジェクトマネージャ―の腕の見せどころです。
一番早いのは、マネージャー自らやることと思われがちです。
役割分担に余裕を作るのが、マネージャーの仕事です。
できた余裕の時間に、誰かがやればよい。
誰も「それは、自分の仕事じゃない」とは、言いません。

ごみが見え またぐをやめて 腰を折る

2020年5月22日
コメント
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