
先輩の似顔絵です。
タイトルは、「マイペース」です。
奥様は先生だった。
帰ったら手を洗いなさい。
生徒じゃありません。
笑うしかないでしょう。
何をやっても、どんくさい。
年齢を重ねるほど、「負け方」が上手になるはずです。
ところが、若い者のように「俺様の」と馬鹿の上塗りです。
顔の年輪、刻んだ皺が泣いている。
今日のタイトルは、「急がず、休まず」です。
夏休みの終わりに、死に物狂いで宿題を片づけました。
二学期が始まっても、提出期限まで間に合わせ、出来は最低でした。
絵日記の天気欄は、記憶をたどれず大嘘で埋めました。
地域の役が回ってきた。
これまで話したこともない方が、アドバイスをくれます。
伝統的な工夫の継承が、プレッシャーです。
隠れるように草刈りを続けてきました。
お金をもらうと、8時間働かなければならない。
自分の体力に合わせて、気ままにやる草刈りが好きでした。
手を広げ過ぎて、追い付きません。
手を抜くと、虫(毛虫)がはびこり、動物(猪)が隙をついてきます。
草が、木が「我が世の春」と旺盛です。
「負けそう」です。
引き分けに持ち込む。
出たら打つ。
ごまかしがきかない里の暮らしです。
油断のならない近所づきあいです。
「ちっこん、ちっこん」と鍬を打つ。
そんな生き方がしたい。
2024年5月7日
(あとがき)
一気に片づけることができなくなりました。
夏の涼しい朝と夕に、少しだけ働く。
併せて一人前。
「急がず、休まず」は、里で生きる心構えです。
負けるでもなく、勝つでもない。
自然を追いかける、そして共に生きる。
(筆者)