絵のタイトルは、「ありがとなジン君」です。
亡くなる前に描いたばかりに、家族のひんしゅくを買った。
眠れなくて2時半に起きる。
小説を読み、朝飯を作り、眠くなって寝床に入る。
朝8時から夕方5時までの拘束時間がない暮らしです。
「タイムラグ」(今日のタイトル)を気にしない生活が続きます。
先輩が孫に会うためにアメリカに行く。
時差ぼけを心配していたが、問題ない。
夜は寝られないけど、毎食後に居眠りをされている。
日本に居ながら、体調管理の時差ぼけを全うされている。
24時間、夫婦一緒の時間を過ごしています。
互いに独りになりたい時がある。
私は、夜8時になると眠くなる。
私が予約していたテレビ番組を妻が変える。
早朝3時に起きて、妻が起きる7時までが至福の時間です。
訪ねた郵便局の若い職員が、いつも一緒で仲良しですね。と微笑む。
子供にせがまれて、畜犬センターから子犬(交配後に捨てられた)をもらってきた。
1歳までは、家族の最後の者が出かけられないほど泣き喚いた。
歯が生える頃、眼鏡も巾木もかじられた。
亡くなる2年前頃から、近所の方が虐待じゃないかと心配される遠吠えが始まった。
後ろ足で立てなくなり、部屋中にグリップが効くスポンジマットを敷き詰めた。
子供たちの連絡を受けて、駆け付けた。
30分後に息を引き取った愛犬ジンでした。
人間の長命、犬の短命の逆転劇を見た。
犬を飼いたいが、「どっちが早いか」と同年配の近所の方が話す。
ああしていれば、こうしていれば。
元に戻れぬタイムラグ。
出会ったすべての女性に感謝です。
人は、「タイムラグ」で賢くなる。
懐かしいタイムラグより、今の時差ぼけを貪るばかりです。
2024年5月9日