絵のタイトルは、「力強さ」と「いつくしみ」です。
カフェを訪れてくれた親子です。
元気で育っているかな。
慈母観音のようなお母さんだったな。
世の中に、人もうらやむ美男美女のカップルはいない。
何が良くて、あの不細工な女と一緒になったのか。
気の迷いかと、雀が噂します。
悪さばかりしていたやんちゃが好きでした。
だって、背が高く、醤油顔だもの。
私だけには優しいの。
殴られて、投げられた私が、「やめとけ」と言ったって無駄でした。
今日のタイトルは、「他人と違う」です。
捨てる神あれば、拾う神あり。
そうして、多くの男と女が恋をします。
恋の季節に、あぶれたカエル君は小魚にしがみつきました。
小魚君は自由を奪われ、いい迷惑です。
テレビを観ていて笑った余談でした。
一日汗をかいた若い男子のシャツをビニール袋に保管する。
無作為に、うら若き女性にかいでもらう。
一人の汗だけ、かぐわしい。
奇跡のカップルです。
会ったこともない、汗男と嗅ぎ女のDNAを仮合成したら、免疫力の高い子が誕生すると科学的な答えが出た。
馬鹿なでしょう。
歌を聴く、万人が拍手を送る。
そういうことが、たまにあります。
中には、へそ曲がりがいて、嫌いだと後ろを向く。
人気投票に、惑わされない。
そんな風に生きたいと思うが流される。
朝起きて、寂しいと感じたから、歌を聞きたくなった。
竹内まりあの曲を選んだ。
声を聴き、きっときれいな人だなと想像する。
詩にほだされ、曲に元気をもらう。
朝が楽しくなり、今日一日がうまくいきそうな予感に浸る。
残念だが、男と女はいつだって失恋する。
パターン三つ。
一方は好きでも、片方がそうでもない。
男と女で二パターン。
どちらかが、より愛してしまう。
バランスが悪く、失恋となる。
伊藤整さんがいってたように記憶しています。
他人と違う。
それを受け入れるのに、長い年月を要しました。
感動した人や小説の真似をしましたが、どうもしっくりきませんでした。
40歳のころ、あきらめたように、できることを職業にした。
できないことができるようになり、食わなければと頑張った。
向いていたのか得意になった。
好きなことの一つになった。
やらかしたことも受け入れられる。
阿部譲二のように、塀の中のことを書いて賞賛を浴びる例もある。
他人と違うことに悩みました。
どうして、私のお尻は大きいのと娘は悩んだ。
そこがいいんだよという男に会った。
そんなものなのと今でもクエスチョンです。
他人と違うことが個性です。
あの人と会わなかったら。
そうでしょうか。
あの人をみつけたのは、他人と違うことに悩んだあなたです。
悩むことも、苦しむことも何もない。
胸を張って、それが自分、個性だと思うことにしました。
2024年11月5日