さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

オシドリ

2019-07-21 22:02:15 | 

*2019年7月21日撮影

 今日は曇り空ながら雨は降りませんでした。
 ときおり日が差すというまずまずの天気で、気温もほどよく過ごしやすい1日でした。

 会津の鶴ヶ城のお堀に、小さめのカモがいるのに気がつきました。
 よく見ると、オシドリのそれも雌のようです。
 ここにオシドリがいることは珍しいのですが、雌となればなおのこと。





*2019年7月21日撮影

 草が生い茂って、すぐに身を隠せるようなところを、静かに移動しています。
 あれ、子供がいるようです。
 子育て中のお母さんオシドリだったのですね。





*2019年7月21日撮影

 あれあれ、草の陰に子供達がたくさん。
 そっと見ていると、じつに元気な子供達で、お母さんからあまり離れない範囲で泳ぎ回っています。
 お母さんオシドリは静かに移動していくのですが、その周りを泳ぎ回る子供達のなんと速いこと。
 びっくりしました。





*2019年7月21日撮影

 ちょっと広いところへ出てきた親子オシドリ。
 子供達が固まってお母さんの後を追っています。
 子供オシドリは6羽います。
 このほかにも離れている子がいるのかどうかは分かりませんが、とりあえず確認できたのは6羽です。
 この子たちが1羽も欠けることなく、無事に育ってほしいと願うばかりです。

ハシブトガラス

2019-07-13 22:13:43 | 

*2019年7月13日撮影

 今日は1日曇り空でした。ただ気温は少し上がって、肌寒い感じはありませんでした。

 カラスの子供をよく見かけるようになりました。
 餌を親に頼っている時期をすぎて、見かけは立派なカラスです。
 でも少し飛ぶのが危なっかしい感じだったり、なんとなく子供だなと思うわけです。
 幼鳥というのが正しいのでしょうか。

 今日見たこれはハシブトガラスのようです。





*2019年6月26日撮影

 もっと小さい雛鳥の段階のカラスも、時には見ることがあるのですが、なかなか撮影は難しいものです。
 この場合は、親鳥が近くにいて、激しく鳴いて威嚇されます。

 この写真のカラスも子供ではないかと思っているのですが、明確な根拠があるわけではありません。





*2019年6月20日撮影

 これは先月の写真ですが、ハシブトガラスです。
 見た感じや行動で、子供(幼鳥)だと思っています。
 鳥類は一般的に、巣立った後の子は親とほぼ同じ大きさになるので、親子は大きさでは区別できないのが普通です。
 親に餌をもらっていたら子供に間違いないのですが、そのほかにも、うまく飛べないなどの行動をよく見て判断するしかありません。
 今はちょうど、鳥たちの子供が巣立つ時期です。
 カラスに限らずいろいろな鳥の、雛ではなく幼鳥が見られるかもしれません。
 樹上をよく見てみましょう。

コムクドリ

2019-05-11 22:09:01 | 

*2019年5月11日撮影

 今日もよく晴れました。

 今年はコムクドリの姿をよく見るので、今日はコムクドリを見ていただきます。
 コムクドリはムクドリよりは小さいけれど、ムクドリの仲間なので、コムクドリといいます。
 鳴き声は似ているものの、姿形はムクドリとはだいぶ違います。

 今日撮ったコムクドリは、柳の葉の中から外を見ています。
 これは雄のコムクドリです。





*2019年4月20日撮影

 コムクドリは夏鳥で、春になるとやってきて、秋冬は南の国へ帰ります。
 当然繁殖はこちらで行うわけです。
 コムクドリは4月の後半から見かけるようになりましたが、雄雌のペアと思われる2羽が一緒にいるのをよく見ます。
 夫婦仲がいいのかもしれません。
 ただ、2羽が一緒にいる写真はなかなか撮れません。




*2019年4月20日撮影

 これは、コムクドリの雄が虫をゲットしたらしい写真です。
 桜の枝にいるようです。
 コムクドリの雄は、黒い背中と頰の赤茶色が特徴です。
 頭が白く禿げているように見えるのがちょっと残念なのですが、全体的にはキリッとして実に立派な姿です。
 雌は茶色っぽい地味な姿をしています。

 コムクドリのペアが並んでいる姿を、いつか撮影したいと思っています。

イカル

2019-04-06 22:12:54 | 

*2019年4月6日撮影

 4月になりました。
 なりましたが、冬に逆戻りで雪のちらつく寒い日が続きました。
 ようやく昨日今日は春らしくなってきましたが、風は冷たいです。

 イカルの集団をここ数日見かけます。
 なぜかシメの集団と一緒にいます。
 
 イカルは黒い顔に黄色い太いクチバシが目立つ、独特の風貌をしています。
 渡り鳥ではなくて、日本で繁殖しますがどちらかといえば山地が好みのようで、平地では冬の方がよく見かけます。





*2019年4月4日撮影

 曇り空のなかで見かけたイカルです。

 イカルと一緒にいるのを見たシメは、イカルと体型は似ていますが、茶色っぽい色をした冬鳥です。
 渡鳥なのでまもなく北へ帰るのだと思います。





*2019年4月4日撮影

 イカルという名は、別に怒っているわけではなくて、聖徳太子で有名な斑鳩の里(いかるがのさと)に由来するとされています。
 斑鳩の里には、この鳥がたくさん住んでいたのだそうです。
 鳥の名が地名に由来するのは、とても珍しいことです。

コゲラ

2019-03-29 22:18:50 | 

*2019年3月29日撮影

 ここ数日は雪がちらついたりして寒い日々が続きました。
 かなり早いと予想される桜の開花も、これでは少し遅くなるのかと思ったら、あまり影響はないようです。
 もう東京では開花しているらしいです。

 桜の木にはよくコゲラがとりついて突ついています。
 今日は、鶴ヶ城天守閣近くの人通りの多いところで、桜の木に穴を開けているコゲラに遭遇しました。
 観光客の年配のご夫婦が気がついて、「あらあら、こんなところに」と奥様が声をあげていました。

 雄のコゲラだと思いますが、これは巣穴にするつもりなのかも。
 はたして、人通りの多いこの場所で、雌の気に入ってもらえるのでしょうか。
 しばらく様子を見ていきたいと思います。





*2019年3月19日撮影

 桜の枝で空を仰いでいるコゲラ。
 日本で一番小さいキツツキであるコゲラは、なかなか可愛い小鳥です。
 桜の木を下の方から上へ向かって走って登りながら、あちこちを突つきます。
 移動がかなり早いので、あっというまに木のてっぺんまで登り、次の木へと飛び移ります。





*2019年2月19日撮影

 これは2月に撮影したコゲラです。
 苔むした桜の枝にとまって、枝を切り落とした跡を突ついていました。
 たぶん虫がいるのだと思います。