
*2015年2月16日撮影
今日も暖かい、いい天気の1日になりました。
今年はウソの姿をよく見ます。
ずんぐりしていて黒い頭と灰色の体、雄は美しいピンクの襟巻きをしています。
夏は高山などに住み冬は平地に降りてくるとされていますが、もともとは冬に渡ってくる冬鳥だったようです。

*2015年2月16日撮影
これは少し地味な感じのする雌です。
ピンクの襟巻きがありません。それに、灰色の胸や腹が褐色味をおびています。
ウソは梅や桜の花芽を好んで食べます。
それでウソの群れが大群だったりすると開花する花が減ってしまったりするので、どちらかというと害鳥のように思われています。

*2015年2月16日撮影
ウソのカップルでしょうか。
雄と雌のウソが並んでいる図です。
ところでウソの木彫りをお守りとする、うそかえの神事というものが全国の天満宮で1月におこなわれます。
昨年起きた悪いことはウソにしてしまって、今年の良いことにとり(鳥)かえるというわけです。
福島県では福島の高畑天満宮が有名です。
神社ごとに独特の木彫りの「鷽鳥(うそどり)」が授けられるのですが、本物のウソを知ってこの木彫りを見るとなかなか味があるものです。